【18本の映画を1秒でDLできる】Wi-Fiより100倍速い「Li-Fi」って?

2014年11月。「IEEE Xplore」に新しい通信規格「Li-Fi」のテスト結果が発表されました。なんと224ギガビットの通信速度を実現したとあり話題に。理論上は、2時間ほどの映画データ(1本1.5GB)を毎秒18本ダウンロードできる驚異的なスピードです。

さらに、「テレグラフ」紙には「Velmenni」社がエストニアで行ったオフィス環境での実験結果も紹介されています。ここでも毎秒1ギガバイトのデータを送信できたというから驚き。一体どんな仕組みなのでしょうか。

光の点滅を利用した
見える「インターネット」

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Science Alert」によれば、この通信は「可視光」の点滅を利用して、モールス信号のようにデータを送信しています。そのスピードはもちろん人間には認識できないレベルなので、傍目からは普通のライトにしか見えません。

可視光通信に詳しいHarald Haas氏が「TED」で話した説明によれば、眩しい光でなくてもOK。ぼんやりとした弱い光でも通信ができるため、実用化されれば飛行機内でのデバイス利用にも大きな変化があるかも。

さらに、光は壁を通り抜けることができないため、通信を外から傍受されるリスクが回避できます。そのため、より安全にデータ交換ができると言われています。

Wi-Fiとの違いって?

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可視光通信の特徴は、光さえ認識できれば高密度なデータ受信ができること。反対に光を遮ってしまえば、データは届きません。そのため、照明設備などを使い、限定された場所での機密情報のやり取りや、より詳細で高速なGPSマッピングによるサービス提供、水中での通信などが利用法として想定されています。

光の点滅による通信実験は日本でも事例があり、衛星から地上へとLEDを照射するアイデアも。とはいえ、天候に影響されたり、デバイス自体に受信機能をつける必要や光の発信先が限定的である点など解決すべき問題はまだまだたくさん。今のところは「Wi-Fi」との併用がマストと言えるのかもしれません。

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