【要注意】あなたの彼氏が「束縛男」である、9つのサイン

束縛男、つまり隠れモラハラ系男性とは、人間的な器が小さく、独りよがり。自分の価値観を女性に押し付けるタイプのことです。

自著『ブラック彼氏』から、彼らの具体的な特徴を紹介します。さあ、あなたの彼氏を思い浮かべてください。これから紹介する9つのうち6個以上当てはまったら要注意です。

01.
父親が亭主関白

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亭主関白という言葉は古めかしく感じますが、いまだにそういった家庭は多く、特に地方によってはそれが主流と言っても過言ではありません。そして、家庭で育まれた性格は、大人になるほどに、そして年齢を重ねるほど色濃くなっていきます。

彼が父親のことを「ああいうタイプになりたくない」と思っていても、自分が育った家族のイメージから逃れるのは難しく、自分が家庭を持つと無意識のうちに育った環境に近づいていくのです。

02.
サプライズ好き

サプライズとは、ある種相手の都合を無視した独りよがりなもの。「これをしたら喜ぶだろう」という価値観の押し付けにもなり得る行為です。

相手を喜ばせたい一心でするサプライズもありますが、記念日ごとにサプライズをしたがる男性には、むしろ、「喜ばせているオレが好き」という気持ちが根底にあります。

03.
結婚式に男友達を
呼んではいけないと言う

Stock Image:

たとえば、結婚式の準備をしているとき。招待客の人選で揉めることはどのカップルにもありがちですが、モラハラ系には、新婦が男友達を招待するのを極度に嫌がる人もいます。

彼らが男友達を招待したがらないのは、自分に自信がないから。自分よりもスペックの高い男が来たらどうしよう、新郎である自分が見劣りしてしまったらどうしよう…。

自分の不安が理由ですから、なぜ男友達を呼んではいけないのかを具体的に説明することはできません。そこで、「呼ばないのが常識だ」という曖昧で高圧的な理屈を持ちだして、相手を抑えつけようとするわけです。

04.
元カレについて
詳しく知りたがる

最初は、携帯電話に着信がある度にさりげなく、「誰からメールきたの?」と、彼女の交友関係を探ります。

次の段階になると、「元カレってどういう人?」と、質問が具体的になります。元カレの見た目、学歴、職業…などを言葉巧みに聞き出そうとします。ここで「元カレのことに興味があるなんで、私のことがかなり好きなのね」と勘違いしてはいけません。

実は、世の中の男性の多くは、元カレについて知りたいとは思っていても、実際に口に出したりはしないもの。たとえ気になっても、聞かないのが「男のプライド」とわきまえています。

05.
メールの返信が遅いと
電話をかけてくる

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すぐにメールの返信をしないと、返事をする電話をかけてきたりするのは、モラハラ系の特徴的な行動です。たった30分、返信が遅れただけで、イライラしながら「まだ返事ないんだけど」と電話をかけてきます。

彼らにとって自分が世界の中心。自分の望むタイミングでメールの返信がなければ、無視されたと思い、イライラして返事を催促してきます。いま忙しいのかもしれないという、彼女の状況には配慮が及ばず、自分の感情を優先させる傾向があります。

06.
子どもができたら
結婚しようと言う

セックスは密室で行うこと。友人もなかなか話さないことですので、避妊の実態は、実のところよく分からないブラックボックスとなっていることが多いのですが、少なくいともセックスを前にして「オレ、マジだよ」とカッコつけて言う避妊しない男性には、くれぐれも用心してください。

「子どもができたら結婚しよう」という言葉を、彼からのプロポーズだと勘違いしていませんか。もしそうならば、それは妄想だと悟りましょう。

07.
LINEのメッセージが
1画面で終わらない

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一般的に女性同士のメールは長文。そのため、彼からの長文メッセージに対してもおかしいとは気がつきにくいものですが、男性で男性で1画面を越えるメッセージはあまり正常ではありません。そこにスタンプや絵文字が少なければ要注意。

これが喧嘩の最中になると、さらに長い執拗なメール内容になります。電話がかかってくれば、長い時間にわたって自分の言いたいことをしゃべり続けることもあります。実は、長文のメールや長電話は他社への依存の現れです。相手のことを考えられるひとは、相手が読みやすく理解しやすい内容を書くことを心がけますが、モラハラ系は、自分の言いたいことが言えるかどうかが重要。相手が理解できるかどうかは二の次で、長文メールを平気で送ってしまうのです。

08.
ひとの話を聞かない
自分語りが好き

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誰かが別の話をしていても、「オレにもそういうことがあってさ」と、自分の話にすり替える。一方、彼らは想定外のツッコミを嫌い、いつもおとなしい彼女が「私の仕事はね…」と話し始めると態度は一変、会話の流れを制しようとします。

常に会話の主導権を握りたいと考えているので、それを妨げられると不満をぶつけるのです。「キミは世の中が分かっていない」とか「自分の仕事とキミの仕事では、レベルが違う」と、上からの目線の発言をして優位性を守ろうとします。

09.
「オレが」「オレが」と
熱く自分の仕事を語る

一般的に男の仕事自慢は、仕事ができないことの裏返しです。仕事のできる男性は、仕事というものの厳しさを知っているため、安易に他人に自慢したりしないものです。

仕事の自慢をする男は、もともと女性を対等なパートナーとして考えていないため、彼女や妻の話を聞く耳など持っていません。妻が自分の意見を持ちだした瞬間、それを潰そうとするのが、隠れモラハラ系の特徴なのです。

ブラック彼氏
コンテンツ提供元:毎日新聞出版

堀井亜生/Aoi Horii

司法試験合格後、1年の勤務弁護士を経て、独立開業。2006年フラクタル法律事務所を設立。同代表弁護士として、一般民事、刑事、医療過誤、企業法務、著作権など幅広い分野を取り扱い、多数の企業・病院の顧問を務める。中でも離婚・男女問題の取り扱い実績が多く、『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)のレギュラー出演をはじめ、多数のテレビ出演のほか、著作・寄稿・講演活動も精力的に行っている。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。