あなたに彼氏ができないのは、ただの「いい子」だから
まわりからよく「いい子」と言われる女性に警告です。こと恋愛においては「いい子」は褒め言葉じゃありません。美人で連絡もマメにとるのに、大好きな人と結ばれない、結婚できない…という人は、「いい子」であるという特徴が、恋愛がうまくいかない理由だったりします。
もしかしたら自分のことかも?と不安に感じた人は、女性ライターのLaura Argintarさんが「Elite Daily」に寄稿していた記事を読んでみましょう。あなたに彼氏ができなかったり、はたまたすぐ別れてしまったりする理由が分かるかもしれません。
「優しい」や「いい子」は
その場しのぎで使う言葉?
最近のGchatで、私の友人がこう言ったの。
「デートはすごくうまくいった。気まずい場面はなかったし、下品な話もしなかったわ。私はベッドでオシッコしてそのまま男と寝たことがある、みたいなね (この話、覚えてる? 笑)。でも、彼からのメールが全然来ないのよ…」
これは、多くの女性が経験したことのある状況だし、解明できない謎でもある。しっかりした性格で、オシャレで、素敵な女の子なのに、いまだにシングルだなんて。大したことのない女の子だってイケメン男子と付き合っているのに、彼女は安定したデート相手すらいない。一体何が起こっているの!?
私は少し冷静になって、考えてみたわ。何もかもがパーフェクトで、仲良しグループのなかで一番「いい子」な彼女から、恋人候補を遠ざけてしまう原因は何なの?足りないところがあったの?って。
あっ、そういえば前に男友達が「最後まで恋人ができないのは、優しいだけの男だ」って愚痴を言っていたわ。その話が女性にも通じるとしたら、彼女はいい子過ぎるから彼氏ができないのかしら?
デートで大切なことはすべてしたし、カジュアルなヒールもちゃんと履いていったのに、2回目のデートには誘われなかった。私達が「優しいだけの男はつまらない」と感じるのと同じで、男性もただのいい子には魅力を感じないのかもしれない。「優しい」や「いい」は、褒めるところがない相手に使う、その場しのぎの言葉なのかもね。
だから私は、彼女にこうアドバイスをした。
「自分に自信を持って。それから、神経質になりすぎないでね。彼を緊張させるよりも笑わせるような、ちょっと恥ずかしい話をしてみたら?教授のことを生徒だと思って、授業中に雑談するような感じよ」
ってね。「それ、いいわね!」とすぐに返事がきた。でも、私はこう返事をしたの。「いや、いいの意味はまったく逆よ」って。
「いい人」なのは
当たり前
「いい人」であることは、必要最低限の条件よ。なぜなら、誰もが義務教育を通して「いい人」になるよう学ぶから。それ以上の価値がある人間になるには、まずは個性を認めなきゃね。自分の殻を破るのよ。じゃないと、いつまで経ってもありきたりのデートしかできないわ。
ロチェスター大学とイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校や、イスラエルのIDCヘルズリヤの最近の研究で「女性がデートにおいて自発的な反応を示すのはいいことである」という結果が得られたそうなの。つまり、男性は自分の発言に反論をしてくれる女性に好意を示すの。また、女性から自主的にメールを送って欲しいとも思っているみたい。
「いい子」は、ありのままの自分をさらけ出すことを恐れず、恥ずかしい失態や泥酔した姿を相手に見せたほうがいいわ。「優しい」や「いい子」といったありふれた言葉じゃなくて、もっと特別な言葉で形容される素質が元々あるんだから。
でもこれは、なにも「いい子が悪い」って言っているわけではないの。それは土台でしかなくて、次のステップに進むには必ず個性が必要になるもの。
「いい子」は
自分の望みを言わない
Harvard Business Reviewの研究者が「欲しいものや、自分に値するものを女性がなかなか得られないのは、それらを求めていないからだ」と語っていたけれど、たしかに「いい子」はデートで自分の望みを言わない傾向にあるわ。
欲しい物を得るための努力を、積極的にしないの。何も行動を起こさなくても彼がすべてを察してくれる、って勘違いしている。自分から会いたいとも言わないし、彼からメールが来るのを待ち続ける。たとえ「カジュアルな関係でいたいんだ」と言われても、反対することはないわ。
「いい子」は危険な賭けをしないからね。本当に好きな相手にすら、フラれるのが怖くて自分から思いを伝えられないの。
本気で彼氏が欲しいなら
「いい子」をやめてみる
「いい子」が自分の個性や欠点をなるべく隠そうとしたり、愛想のいい無難な人間を装うのは、挑戦的な態度を見せたり怒ったりして、攻撃的な人だと思われることを避けたいからなのかも。
でもね、知ってた?男女関係の専門家シェリー・アグロフはこう言っているの。
「男性は、自分の立場を固守し、相手との間に境界線を設けられる、強気な女性を好む」
世の中に「いい子」はたくさんいる。男性の気を引くための戦略で演じているのではなく、素の自分を出すのが怖くて「いい子を演じている子」がね。
「みんな演じているなら、このままでいいや」なんて思わないでね。考え方を変えてみれば少し個性を出すだけで他の子とは違う、一緒にいて楽しい女性に変われるのよ。