【朗報】ネコの動画をみると仕事がはかどる!(米・研究結果)
仕事なんてもうできない…と嫌になってはかわいいネコちゃんの動画をクリックして時間を忘れているそこのあなた。なにも同僚や上司に隠れて閲覧する必要なんてないのかもしれません。
どうやら、ネコ動画をみると仕事がはかどるという研究結果が出ているようなんです。
ネコに萌えると
仕事がはかどる?
インディアナ大学メディアスクールの研究者が行った調査の結果、ネコ動画を見たあとにはエネルギーがみなぎり、よりポジティブになる効果が見られたそう。その他にもこんな傾向が。
・閲覧後に不安などのネガティブな感情を感じる人は少なかった・物事を先延ばしにした罪悪感より、動画を見る喜びのほうが強かった・優しい、またはシャイな人ほどネコ動画をよく見る
調査は、インディアナ大学のマイリック助教授によって、7,000人を対象に行われたもの。その結果は「Science Direct」にも掲載されています。動画を見てスッキリ気分転換してから仕事に望んだほうが、効率がいいのだそう。
そして、この結果をネットで拡散しようと協力しているのは、"永遠の子猫顔"で知られている「リルバブ」の飼い主のブリダスキー氏。リルバブちゃんは、先天的な障がいをもちながらも元気な姿がかわいいネコちゃんです。その一挙一動に勇気づけられる人も多く、とても人気。
ふたりは調査についてこうコメントしています。
マイリック助教授「研究する価値があるのか疑う人もいるでしょう。しかし、ネコ動画はいまネット上で最も人気のあるジャンルの1つです。ネットが個人や社会に与える影響を理解するためには、もはや無視することはできません」
ブリダスキー氏「ネコ動画を楽しむひとりのメディア研究者として、このポップカルチャーに関するデータを収集しなければならないと感じました」
ネコに目を奪われるのは
人間の目がふし穴だから!?
たしかに、ネットを見れば動物の姿を見ない日はないかもしれません。インディアナ大学のwebサイト紹介されているオンライン統計によれば、2014年のYouTubeに投稿されたネコ動画数は200万件を越えており、合計視聴回数も260億回を上回っているそう。
その圧倒的な魅力について考察する人々も後を絶たないようですが、2006年の「The New York Times」紙の記事には興味深い見解が。
人間の「かわいいセンサー」は
判定が激甘
そもそも「かわいい」を検知する人間のセンサーはとんでもなく甘々にできているようです。たしかに、哺乳類など大抵の動物は愛おしく見えるもの。これによって、最悪石ころでさえ人間の目にはキュートに映ってしまうのだとか。…心当たりは無きにしもあらず。
さらに、ネコは顔の面積に対して大きな目が特徴的なため、「人間の赤ちゃん」を見ているとも錯覚しやすいといいます。つまり、目が離せなくなって夢中に見てしまうのは、我が子を愛おしむ親のような気持ちを本能的に味わっている、そうも考えられます。
仕事に行き詰まった時の気分転換法としては、たしかに絶大な効果といえるのかもしれませんね。
Reference:Indiana University Bloomington,Lil BUB,Science Direct,The New York Times.