「お金よりエクササイズの方が人を幸せにする」米有名大学の研究結果
肥満、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の予防に効果的なのが「運動」。「体を動かすこと」が健康的な体形の維持に必要不可欠であることはいうまでもない。
では、「運動」が身体面ではなく「精神面」に及ぼす影響はどうなんだろう?「心と身体の健康はリンクしている」とはよく言われるが......。
それを確かめるべく、米国のイェール大学とオックスフォード大学は合同研究を開始。そして、120万人の成人の精神状態と身体的な行動に関するデータを分析した結果、「エクササイズを定期的におこなっている人のメンタルヘルスは、おこなっていない人よりも好調」ということが裏付けられた。
さらに、その研究で明らかになった事実が、もうひとつ......。
それは「エクササイズを頻繁におこなう人は、エクササイズはあまりしないが、年収が2万5,000ドル(274万円)多い人と同レベルの幸福度である」ということ。
つまり「運動はお金よりも人を幸せにする効果がある」といえるのだ。
ただし、運動のしすぎは、精神面に悪影響をもたらす場合もある。幸福感のアップに重要なのは、あくまでも“適度な運動”であり、30分〜60分の運動を週に3回〜5回の範囲でおこなうのがベストとのこと。なかでも「チームスポーツ」「エアロビ」「サイクリング」「ジムでのトレーニング」が、より効果的だそうだ。
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