友だちはやっぱり、数じゃなく「質」だ。(研究結果)

タイトルを読んで「分かるわ〜」と思いました?それとも「いやいや、ちょっと待てよ」って反対します?

最終的な判断はお任せしますが、ここでは交友関係についての1つの意見として、バージニア大学の研究結果を紹介させてください。

思春期の友だちは
僕たちの「心」に関係する

Rachel K. Narrさんがリードする研究チームの調査によると、どうやら親友が僕たちの精神状態に多大な影響を与えているそうなんです。

もう少し詳しく話すと、思春期のころに何でも話せるような友だちを持っていた人は、クラスの人気者で広い交友関係があった人よりも、大人になってから自尊心が高く、鬱のレベルが低かったようです。要するに「広く浅く」よりも「狭く深く」のほうがハッピーということ。

169人を対象に、15〜16歳の時と25歳の時に、友だちに関するいくつかの質問をして、上記の結果を導き出したとのこと。

友だちの存在自体よりも
「どう関係を築くか」が影響

ただし、ほとんどの被験者の回答では、子どもの時と大人の時の親友が異なっていました。何が言いたいかというと、興味深いことに、ある特定の親友の存在が大切というよりも、その人と深い交友関係を築くためのプロセスが精神状態に影響するということ。そこで得られる社交スキルが、アイデンティティーを確立させるのに役立ったり、自尊心を高めたりしてくれるのだといいます。

結局、あなたはどっち派?

一人の人とどう関係を築くかが、自分のストレスとどう付き合っていくか、にもつながる。この感覚って、たしかに個人的にもしっくりきたんですよね。

だけど…。

169人だけではサンプルとして、ちょっと物足りないかもしれません。だから、読んでいる人の意見はわかれると思います。みなさんがこの調査に納得なら、下の「ささった!」ボタンを。広い交友関係でも幸せだぞという人は「うーん…」を押してみてください。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。