7ヶ国語を理解する天才少年。「テレパシー能力」も持っている!?
7カ国語を読み書きし、九九も元素記号も理解する天才少年ラムセス・サンギーノくん(5歳)。彼はサヴァン症候群のひとり。人並み外れた彼の記憶的才能は、このサヴァン症候群にみられる類まれな能力だとされています。
そんなラムセスくんが、テレパシー能力を持つことが判明したそうです。しかも、科学的アプローチによって実証されたとか!
驚異的な記憶力を持つ天才少年
「赤ん坊の頃から、おもちゃではまったく満足しない子で、いつも本ばかり読んでいましたね。1歳になったとき、ギリシャ語やスペイン語をなんとなく理解し始めていました。1歳半でスペイン語と英語をマスターし、掛け算の九九も使い始めていたんです」
ラムセスくんの母親Nyxさんは、スペイン語、ギリシャ語までは教えたそうですが、ヘブライ語やヒンディー語は、彼自身がパソコンを使って独学で覚えてしまったと「Daily Mail」に語っています。まるで数字や記号をそのまま脳にインプットしてしまうかのように、どんどんと知識や情報を詰め込んでいく天才少年。代数や元素周期表まで、1歳半の時点で完全にインプットしていたというのだから恐れいります。
2歳にしてすでに
常用漢字をマスター
こちらは、2歳にして漢字を学ぶラムセスくん。日本の子どもたちが小学生(6歳〜12歳)のうちに学ぶ常用漢字を、わずか3歳にしてマスター。さらにはひらがな、カタカタまで覚えてしまったそう。
じつは彼、生後14ヶ月の頃から、一時日本で生活していたことがあるんだそう。母親Nyxさんが数ある言語の中から、日本語を学ばせようと想ったのも、自身4年の在日経験と、漢字、ひらがな、カタカナの3文字を使いこなす、日本人の器用さに惹かれることころがあったからだそうです。
最も長い英単語
"45文字”を瞬時に暗記!
類まれなラムセスくんの才能は、この動画でもよく分かります。たとえば、英単語で一番長い単語として知られている「pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis」。意味は塵肺症らしいのですが、それをスペルで表現すると、なんとその数45文字!これを、一度聞いただけでスラスラと指先でスペルの形を表しながら、5歳の少年は言い切ってしまいました。 すごい…。
無類の記憶力だけでなく
テレパシー能力を発揮!?
ラムセスくんの驚異的な記憶力には、科学者も大注目。ハーバード大学医学部の元教授で神経科学博士のDian Powell氏(写真右)は、少年の才能に未知なる可能性を感じている科学者のひとり。曰く「自閉症の子どもとその親との間には、コミュニケーション手段のひとつとして、テレパシーが存在する」のだとか。
すでにPowell博士は、これまでに能力のある7人の自閉症の子どもたちに出会い、テレパシーによる伝達手段の兆候を確認し、研究にあたっていると「Daily Mail」は伝えています。
Powell博士は、ラムセスくんにも同様にテレパシー能力があるはずと、母親を交えた実験が行われました。ランダムに選定された5枚のトランプを母親が裏返し、彼に尋ねます。「何が見える?」一枚ずつ答えていくと…その模様はこちらから。
百発百中とまではいかないまでも、なんと3つの数字をズバリ言い当てたではりませんか。
「彼にはテレパシーを感じる力がある」とPowell氏は断言。自閉症の子どもたちのコミュニケーションの代替手段として、確かにテレパシーの存在がある。そう結論付けるのは早計かも知れませんが、徐々に、未知なる力が解明されつつあるようです。
Reference : Daily Mail
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