「燃え尽き症候群」が過去最高の数値を記録

企業や組織の働き方に関する議論を深めることを目的としたコミュニティ「Future Forum」が、2022年11月16日から12月22日にかけて調査を行った仕事に関する意識調査の結果を公開した

調査対象は、アメリカとオーストラリア、フランス、ドイツ、イギリス、日本で仕事をするフルタイムのデスクワーカー1万243人。様々な質問をしているのだが、注目すべきは「燃え尽き症候群」についてだ。

今回の意識調査の結果では、過去最高となる42%が「燃え尽き症候群」を経験していると回答した。ちなみに、前回の意識調査と比較して、この数値は2%増加している。

また、「Future Forum」は女性社員と若手社員が「燃え尽き症候群」を感じやすいと発表している。

性別ごとに数値を見てみると、女性労働者は46%で、男性労働者は37%が燃え尽きたと回答しているそうだ。一方で、30歳未満の労働者は48%、30歳以上の労働者は40%という数値となっている。

こうした数値の差がなぜ生まれるのかまでは分かっていないが、仕事でマネジメントや経営に関わる人は、頭の片隅に置いておいても良い情報なのでは?

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