「眠り姫病」1日に21時間眠る女性。クライン・レビン症候群とは?

「眠り姫病」。
その過酷な症状とは?

「眠り姫病」(Sleeping Beauty syndrome)と呼ばれる病気がある。おとぎ話の『眠れる森の美女』を思い起こさせるロマンティックな響きのある名前だ。けれども実際には、一般的な社会生活を営めなくなってしまう程、とても過酷な病気なのだ。

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世界でも、1000件ほどの難病

2014年11月22日付けのイギリス紙「デイリー・ミラー」によると、ヘロン・ウォーターソン(Helon Waterson)さんは、この「眠り姫病」って患っているという。そのため、なんと一日に21時間も眠っているというのだ。残る3時間は意識がはっきりしているが、副作用の大きい薬を服用しなければならない。

この病気の正式名称は「クライン・レビン症候群」(Kleine Levin  Syndrome)という。世界での症例も1000程度しか報告されていない難病で、原因も特定されていない。また、治療法も確立していないのが現状だ。

一日のほとんどの時間を、
眠ってすごす

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この病気になると、常にカラダから疲労感が抜けなくなる。また、数日から数週間にも渡って睡眠状態が続くこともあるというから大変だ。

ヘロンさんは、小さい頃から自分が他の人たちと違うことを知っていた。周囲からは、頭が鈍くて怠惰な子どものように思われていたのだ。

2009年、ヘロンさんはインフルエンザにかかってしまった。その時、彼女は3週間半も眠っていたという。これで家族たちが、彼女が通常の状態ではないことを気付くことになった。

そして、2010年。彼女が「クライン・レビン症候群」であることが判明する。

「おとぎ話と同じようには、私のもとに幸せは訪れません」。

そのように彼女は述べているいう。

 

Reference:Meet the real-life Sleeping Beauty who naps for 21 hours a day on Mirror

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