【悲報】気候変動に関する指標、4つが過去最高を記録。このままでは地球が危ない……
大袈裟で煽りだと思われるかもしれない。けれども、あえて声を大にして言いたい。
地球がいま、本当に"崩壊"に向かっている、と——。
世界気象機関(World Meteorological Organization:WMO)は、気候変動に関する4つの指標すべてが2021年、「過去最高」を記録したと報じた。
指標は、「温室効果ガスの濃度」「海面の上昇」「海洋熱」「海洋の酸性化」の4つ。
つまりこれらが、温暖化の継続的な進行・陸地の減少・珊瑚礁の死滅・海洋生態系の破壊などにつながっているわけだ。
© WMO/Twitter
この危機的な状況に対して、国際連合(United Nations:UN)の事務総長António Guterres氏は「私たち人類の気候変動対策の失敗だ」と明言。
実際、このまま記録を更新し続けると、動物たちはもちろん人類も生活ができなくなるかもしれない。というのも、住める場所が減ればそれだけ、食糧危機にも陥る可能性が増すからだ——。
こうした状況下にあるからか、再生可能エネルギーやカーボンニュートラルという言葉をよく耳にするようになった。しかし、結果には結びついていないから、言葉だけがひとり歩きしてしまっている。
私たちの"母なる地球"。手遅れになる前に"親孝行"をするのが、人類の義務ではないだろうか……。
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