ジョン・レノンが教えてくれた「7つのコト」

1980年12月8日。ジョン・レノンはニューヨークにあった自宅、ダコタハウスの前で熱狂的なファンに銃で撃たれ亡くなりました。それから35年が経ちましたが、今でも彼を訪ねてセントラルパーク内に集まる人々が絶えません。彼らは公園内にある記念碑「ストロベリーフィールズ」に集まり、彼に歌を捧げます。

ニューヨーク在住のライター、Lori Chandlerもそのうちのひとりでしょう。彼の歌と人生を「Big Think」で記事にして伝えています。

01.
前に進もう
友達の手をすこし借りてね

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『With A Little Help From My Friends』Sgt.Pepper's Lonerly Heart's Club Band-1967

この曲を歌ったのはリンゴ・スターでしたが、ジョンが書いたもの。ジョー・コッカーがカヴァーして歌った1969年ウッドストックのパフォーマンスも有名です。
孤独や恐怖を感じていても、友だちの力を借りて前へと進み続けようというメッセージが込められています。

60年代後半の社会は、激しい暴力と不透明さでいっぱいでした。この曲でジョンが伝えたかったことは、みんなで力を合わせて、世界をもっといい場所にしようということ。

この曲を録音した時、リンゴは最後の部分の音程が高すぎてうまく歌えなかったそうです。が、他のメンバーが周りに集まって手を取って助けたのだとか。まさに、歌のメッセージそのものです。

02.
ベッドに入って
平和について語り合おう

Morning tenderness

『Bed-In For Peace』-1969

ジョンと妻オノ・ヨーコは、新婚旅行でヒルトン・アムステルダムのベッドに横たわり、白いシーツで身を覆いながら会見を開きました。ベトナム戦争への抗議でした。彼は自身の結婚が大きな注目を集めることを利用し世界中にメッセージを送ったのです。

モントリオールで行われた2回目のベッド・インでは、『Give Peace A Chance(平和を我等に)』をレコーディング。他のだれにも真似できないほど広い範囲に平和への意思を伝えました。

03.
信じているのは
自分自身とヨーコだけだ

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『God』Plastic Ono Band-1970

「ビートルズを信じてはいない。信じているのは自分自身とヨーコだけ。それが現実だ」

この曲で歌われたのは、彼があらゆる宗教や概念、イデオロギーを信じていないということ。歌詞の中には有名アーティストをはじめとして、独裁者の名前、宗教、ヨガ、聖書、そしてザ・ビートルズが含まれていました。信じていたのは、自分自身とその経験、そして愛する妻だけとも。彼は、このことを"世界一自由な宗教だ"と表現していました。

04.
想像しよう
みんなが平和に暮らす世界を

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『Imagine』-1971

「キミはきっとボクが夢想家だと言うのだろう。だけど、ぼくはひとりじゃない」

『イマジン』で歌われた言葉は、平和を愛する"すべての夢想家"に向けたスローガン。いまだに世界中で歌われていますね。

05.
ぼくたちはみんな
月や星や太陽のように輝いてる

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『Instant Karma!』-1970

『インスタント・カーマ』のアイデアは、もともとデンマークの友人から聞いた考えだそうです。これは、"業(カーマ)"が人生をかけて苦しむためのものではなく、その瞬間に原因と影響があるというもの。

『How?』で表現されたとおり、彼は行き詰まりや混乱を感じていました。が、この曲では「なぜ僕たちはここにいるのか?痛みや恐怖のために生きているのではないことは確かだ」と歌っています。

06.
愛は受け入れること

Chest pain

『Mind Games』-1973

「愛は答えだ/あなたはそれを確信している/愛は花だ/あなたはそれを育てるんだ/Yesは答えだ/あなたはそれを確信している/Yesは受けいれることだ/あきらめが大切だ」

この曲では、ザ・ビートルズの時代に書いた『All You Need Is Love』の詩情を、より成熟した感情で言い換えています。私たちがその瞬間を受け入れれば、コントロールする必要性を感じずに済み、愛することや行動を起こす余裕が生まれるというもの。

ジョンが訪れたオノ・ヨーコの個展には天井にかけられたキャンバスがありました。はしごと虫眼鏡を使って見ると、そこには「YES」という単語がひとつだけ。ジョンは、そのすべてを肯定するような作品からのメッセージと、その表現者である彼女に惹かれたのだそうです。

07.
ステージよりも大切なのは
家族と過ごす時間

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『Break From the Spotlight-1975~1980

1975年から1980年、ジョンはレコーディングやコンサートを中断し「主夫」になろうとしていました。自家製のパンを作ったり、息子ショーンの世話をしたり、愛する妻のサポートをしていました。

一番大切なのは、キャリア形成や世界が熱狂することよりも、友だちや家族などの人間関係だということ。なにもジョンのように去っていく必要はありません。私たちはみんな、愛する人との関係を大切にして時間を過ごせるのですから。

Licensed material used with permission by Big Think

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