築100年の教会が「スケ―トパーク」に生まれ変わった理由
1912年に設立された「サンタ・バーバラ教会」は、スペイン内戦の際に閉鎖されて以来、放置され廃墟と化していた。「ガーディアン」紙によれば、ここアストゥリアス州ジャネラは年間のうちおよそ200日が雨。だからなのか、自然とスケボー好きの若者が教会に集まるようになった。
プロジェクトをリードしたのは、自分たちの手でお金を集め、DIYでパークをつくっていったクルー「The Church Brigade」。
この度レッドブルと協力して、クラウドファンディングで資金を調達し、教会の内部を一新して新たなカルチャー発信地をつくりだした。
手作りされた教会内の設備に、『Kaos Temple』と題してグラフィックを描き加えたのは、ストリートアーティストの「Okuda San Miguel 」氏。
1997年に"ラクガキ"を始めたのち、次第にファインアートを学ぶようになりました。日本を含め、世界中で活躍している。
撮影には1994年生まれのスペイン人プロスケーター、Danny Leónが参加。パークの基礎を築いたクルーのErnesto Fernández Rey氏は、新しくスケートパークとして公開された「La Iglesia Skate(The Skate Church)」の魅力をインタビューでこう語った。
「めちゃくちゃ驚くよ。それに、ここで過ごす時間は本当に美しい」
Top Photo by Luis Vidales/Red Bull Content Pool
Reference:The Guardian