【ジョーク】日本人の「性」について、世界ではこんな噂があるらしい・・・
世の人が下ネタを好むのは万国共通です。性の話というのは、噂がもつ覗き見趣味的ないやらしい性格と相性が合うのでしょう。ここで紹介するのは、外国の人々が日本人の性について、どんな噂をしているのか(といっても半分ジョーク!)、についてです。
01.
男たちはムラムラしてくると
地下鉄に乗る
外国人が日本人の性と言われて、まず思いつくのが「痴漢」です。世界的にも日本の痴漢の多さは有名で度々ニュースなどにも取り上げられています。
日本にはとにかく痴漢が多い。日本人女性は「淑(しと)やかさ」が第一とされている。それゆえ痴漢にあっても大声で悲鳴を上げたり、警察に訴えるのは礼儀作法に反するとして、黙っているケースがほとんどだ。一番痴漢が多いのは、東京の地下鉄。日本の男は痴漢をしたくなったら地下鉄へ行くというくらいで、一車両に何十人もの痴漢が乗っている場合も。彼らは日本人女性だけを狙う。もし中国の女性が地下鉄に乗るなら、バッグに国旗(特にアメリカの星条旗)をぶら下げるか、ワッペンをつけるべきだ。日本の男はアメリカ人をひどく恐れている。そのため、中国人がアメリカの国旗をつけていると、「中国系アメリカ人」だと思われて手を出されずにすむのだ。
これは私の知り合いの中国人女性が日本に留学する前に、「日本で暮らす時の注意」として教えられた話です。日本へ渡る前は痴漢に注意するようにと助言を受けることが多いそうです。
02.
セックスしたがらないのは
エロ漫画で十分満足だから
セックスレスについての話を紹介しましょう。
日本人の男性は、女性と二人でいてもセックスをしたがらないことが多い。カップルでホテルに泊まっても、夫婦で一つ屋根の下に暮らしていても、男性からセックスに誘うのは稀だし、何もせずに抱き合ったまま眠ってしまうことが多い。だが、日本人男性に性欲がないわけではなく、実際は欧米人以上の欲望を秘めている。それでも彼らがセックスをしないのは、エロ漫画のせいである。日本にはセックスを描いた漫画が数えきれないほどあり、男性は朝から晩まで自慰行為にふけっている。それで性欲が晴れるので、恋人と妻と一緒に寝ていても、セックスする気にならないのだ。
日本人はあまり気づきませんが、エロ漫画の主人公のほとんどがロリコン的なイメージ。中学生や高校生のようなキャラクターが当たり前にセックスをしたり、強姦や痴漢をされて喜ぶようなストーリーなのです。外国人が何の前知識もなく読んだら、一体日本人男性というのはどういう性的趣味をもっているのかと疑うのも当然でしょう。
03.
アソコが馬並み
フランス人の5倍!
春画とは、今で言うエロ本のこと。江戸時代、葛飾北斎や喜多川歌麿や歌川国貞など浮世絵の大家たちは、写真の代わりに絵でもってセックスシーンを描いていました。この頃、フランスで春画を見た人々の間に、ある噂が広がったのです。
フランスはパリ。とあるサロンには、将来を嘱望された画家が集まって、熱く議論を交わしていた。ある日、著名な画家がため息をついてこう言った。「俺は、日本の絵を見て自信をなくした。絶対に日本人には勝てない」。若い画家たちは驚いて、「ジャポニズムはたしかに素晴らしいが、努力すればより優れた作品を描ける」と励ました。すると、著名な画家は首に横にふって答えた。「そうじゃない。日本人のアレは俺たちフランス人の5倍はあるんだ」。著名な画家はそう言って春画を広げた。たしかに、その絵には、人の顔より大きな男根が描かれていた。それ以降、フランスの人々は、日本人のアソコを馬並みと考えるようになった。
昔の日本人のイチモツが大きかったというわけではありません。「肝心な部分を大きく描く」のが、春画の特徴でもあったのです。しかし、ほとんどの欧米人はそのような技法の存在を知らず、実際に日本人の局部が大根のように大きいと信じたといいます。
04.
最低でも月に50万稼ぐ!?
女子高生はみな売春婦
90年代の終わり頃でしょうか。ガングロギャルと呼ばれる女性たちが世間を騒がせました。次の話はその時代に広まったものです。
日本の女性は高校生になると、みんなガングロになる。最初にするのは、処女を金持ちのオヤジたちに高値で売ることである。いくらで売れたかで、美人価値が決まるのだ。彼女たちは初体験を済ませると、売春をしながら、ブルセラと呼ばれる店に便や生理の血のついたパンティーを売る。1ヵ月に稼ぐ額は最低で50万円にものぼり、全身をルイ・ヴィトンでかため、タクシーで学校へ通うようになる。世界でもっともヴィトンが売れているのは日本だが、ガングロ女子高生たちのそうした裏事情があるためである。
ガングロはあくまでもファッションで、売春行為に結びつくわけではありませんでした。しかし、当時の日本では援助交際やブルセラも同じように注目されていたため、海外メディアはそれを混同して、ガングロと援助交際とブルセラを一緒にして報じてしまったのです。
05.
風俗店の大半が
コンドームを用いない
買春客というのはなぜか「自分だけは大丈夫」と何の根拠もなしに考えるものです。それを象徴するような噂を紹介しましょう。
日本の風俗店のほとんどが、コンドームを用いないサービスである。不思議なことに、そんな日本でいくら遊んでも、HIVなどの性感染症をうつされる心配はない。一体なぜなのだろうか。これは、日本政府の政策によるものだ。日本は世界でも稀に見るほど衛生に厳格な国で、ありとあらゆるものを清潔に保たなければならない。そのため、性感染症の人を発見すると、山奥の隔離施設に閉じ込めてしまう。だから風俗店はいちいちコンドームをつけるようなサービスを提供しないし、客も不安にならなくていいのだ。
日本の性感染症の感染率は決して低くはありません。外国人たちは日本の性風俗で遊ぼうとする時、こうした噂を語り合うことで言い訳をつくり出しているのです。
06.
ダッチワイフで
性病に感染してしまう
先ほどの話とは反対に、絶対に大丈夫だと思っていたのに、日本で感染してしまった!というような話もあります。次の話がそれです。
あるインド人が日本にやってきた。彼は噂に聞く日本の風俗を一度でいいから体験したいと思っていた。休日の午後、美人が大勢いるデリバリーヘルスを見つけて連絡。すると、人間そっくりのダッチワイフが届いた。そう、インド人は日本語が読めなかったため間違えて依頼してしまったのである。とはいえ、ダッチワイフは精巧で、あまりにかわいいので、一週間レンタルすることにした。数日後の朝、インド人がおしっこしようとすると、アソコから白い膿が出てきた。性感染症にかかってしまったようだ!おそらく、前にレンタルした人が性感染症にかかっており、その精液がダッチワイフの膣内に残っていたのだろう。「日本はロボット大国だ。だから、ダッチワイフも性感染症にかかっているのだ」。インド人はすでにこの美しいダッチワイフにほれていた。そこで、彼はダッチワイフを病院へつれていって、病気を治して欲しい、と頼んだ。医者は悩んだ末、精神科を受診させることにした。
『日本人だけが知らない日本人のうわさ』
コンテンツ提供元:光文社
作家。海外の生活や文化に関する作品を数多く発表。主な著書に、アジアの障害者や物乞いを描いた『物乞う仏陀』(文春文庫)、知られざるイスラームの性や売春を描いた『神の棄てた裸体』(新潮社)、世界最貧困国の実情を追った『絶対貧困』(光文社)などがある。