外国人が見た「日本の好きなところ10選」が面白い
01.
季節と共に生きている
日本って、季節と共に生きてる社会なの。時期や日付で決まってることがあって、わざわざカレンダーに書いてあるのよ。たとえば「衣替え」をする日、とかね。
10月は午後もまだ暖かい、とかは関係ないの。10月1日になったら夏服とはお別れよ!これは、新しい服が早く着たくてやってるんじゃなくて、昔からの風習なんだそうよ。6月1日にも同じことをするの。
02.
「期間限定」がいっぱい
スーパーに行くと、好きなお菓子の新しい味が出ていることがあるわ。定番のものよりおいしくて「やったー!」って思っていると、1ヶ月くらいでなくなっちゃって、もう買えないの。
これは「期間限定」っていう、日本のマーケティング戦略ね。運が良ければ、売れ行きが良かった商品は次の年にまた同じ味が出るかもしれない。でもそうじゃなかったら、もう二度とそのお菓子は食べられないの。
ちょっと悲しく感じるかもしれないけど、新しい味がまたどんどん出てくるから、そんなに心配いらないわ。
03.
ジブリの世界みたいな
田舎がある
日本っていうと、東京や大阪みたいな混んでて騒がしい道路の様子か、京都の歴史的な場所のゆったりした雰囲気を思い浮かべるかもしれないわね。
でも、そのほかにもっと小さい村もいっぱいあるのよ。ちょうどジブリのアニメで見たような、田んぼや畑に囲まれた古い家がたくさん見られるわ。
04.
生活の便利さを
追求している国
日本には有名な車メーカーがたくさんあるのに、都会でも田舎でも、軽自動車を選んで乗ってる人がけっこう多いのよ。どこでも駐車することができて便利みたい。日本って、便利さを重んじる国なのね。けっこうな田舎のほうに行っても、24時間営業のコンビニが必ず1つや2つはあるもの。
他にもすごい便利だって思うのは、郵便配達が1日3回もあること。海外から日本に送るときだってそうよ。いろんな国にいる友達に同時にポストカードを送ったら、毎回「日本宛」が一番に着くの。
05.
寺院があちこちにある
日本に旅行したことのある人だったらわかってくれると思うんだけど、旅行サイトのリストに載っているよりも、ずっとたくさんのお寺や神社が日本にはあるの。それこそ「通りに一個ある」くらいのペースよ。
日本の人は普段、近所にあるお寺にお参りをして、大きいお寺には特別なときに年に1回か2回だけ行くことにしてるそうよ。たいていの場合、住職さんや神主さんはみんなから親しまれてて、徳の象徴になってるの。結婚式とか、子供が生まれたときとか、お葬式のときにお世話になるのよ。あと、家にとりついてる霊を払うときにも呼ばれるそうよ。
お寺のお坊さんになるためには、大学でそういう専攻の学部を出ないといけないんだって。
06.
日本にいる外国人や
外国に住む日本人の
テレビが人気
日本政府ってけっこう保守的で、地方の伝統に重きを置きながら、国内観光のプロモーションも積極的にしているの。たとえば、秋の紅葉や桜の季節は、外国人観光客のためのものではなくて、その土地の人にも楽しまれているのよ。
こういう“内にこもるタイプの文化”だからこそ、外国の文化や日本の外の生活への興味が育まれるのね。海外で暮らしている人や、日本に住む外国人の生活に関するテレビ番組はとても人気があるわ。もちろん、外国人に対してステレオタイプ的に接したりしない、とても柔軟な人も日本にはいるけどね。
07.
カプセルトイって面白い
本当に今まさに流行ってるものが知りたいんだったら、カプセルトイのラインナップを見てみるといいわ。あちこちに置いてあって、カプセルトイの専門店まであるのよ。
数百円で、そのときのアニメやアイドル、キャラクターのグッズを買うことができるわ。キャラクターっていうのは日本文化で知るべきことのひとつね。日本にはそれぞれの町にキャラクターがいて、小さい子どもの最初のアイドルになるのよ。
08.
大自然の山もあれば
カラオケボックスだってある
友達とアウトドアを楽しみたいと思ったら、日本にはいろんな地形の山がたくさんあるから、どんなアクティビティだってできるわよ。スノーボード、サーフィン、ハイキングにサイクリングだって楽しめちゃう。
インドア派だったら、バー、ゲームセンターやカラオケボックスがあるわ。個室のカラオケだったら、知らない人の前で歌わなくて済むの!だいたいどの町にも美術館があるし、素晴らしい展覧会をしているわ。そうそう、名古屋には世界一大きいプラネタリウムがあるのよ。
09.
プリクラが楽しい!
プリクラのメインのターゲットは10代の子たちだけど、いいじゃない、大人になってからもちょっとバカなことして楽しんだって。プリクラっていうのは、グループで入れるブースみたいなところがあって、そこでみんなで写真を撮るの。
外には画面が用意してあって、撮った写真にスタンプや文字を入れてカスタマイズしてから、プリントしてシールにできるのよ。
10.
心に新しい風を
吹き込む文化がある
この10のリストの最後に、最初みたいに文化に根付いていることの話をしようと思うの。12月の最後の週は、年に一度の大掃除の日よ。これは、日本の人が普段全然掃除をしないってことじゃなくて、この時期は自分の家にあるものを全部きれいにすることになっているの。ドアや窓を開けて、ちりひとつなく掃除して、その年の悪い魂を全部追い払うのよ。
「魂」をみんなが信じているわけじゃないけど、この伝統は長い間受け継がれてきていて、文化的なものになっている。新年を迎える前に、みんなで協力して家の大掃除をするの。