ヨーロッパを旅するまで、まったく知らなかった「16のコト」
海外旅行をすると、今まで自分が知らなかった文化や慣習に出合います。そうした一種のカルチャーショックこそが、楽しかったりもしますよね。
ここで紹介するのは、そのヨーロッパ編。アメリカ人であるライターが「Full Time Explorer」にまとめたものです。彼の地を旅したことがある人なら、共感する項目もあるのでは?
01.
気をつけて!
ラテを注文すると…
ラテを注文した場合、あなたはグラス1杯の牛乳を注文していることになるのです。私はカフェラテを注文したいと思っていたのに…。誤って温めた牛乳を注文してしまったら、エスプレッソのショットを追加で注文しましょう。
02.
ほとんどの美術館が入場無料!
美術館に入場するために、25ドル(約3,000円)ものお金を支払う必要はありません。確かに、ルーヴル美術館のような大規模なところでは、それなりに費用はかかります。でも、たとえばロンドンの美術館や博物館の入場料は非常に安く、ほとんどお金をかけずに楽しむことができます。
03.
ホテルの外に出る際は
鍵を預けて
おかしなことですが、ホテルを出る前には、コンシェルジュに部屋の鍵を渡さなければいけません。たった1時間の外出でもそう。鍵に大きくて重たいキーチェーンが付いていることもありますが、それはあなたが鍵を外に持ち出さないようにするためです。
おそらく、鍵をなくすことや合鍵を作ることを恐れているのでしょう。私はいつも鍵を渡すのを忘れて、コンシェルジュに呼び止められました。まるで自分がバカになったような気分…。
04.
昼すぎには
“すべて”が休憩
特にスペインとイタリアでは、昼すぎにはすべてのお店がクローズ。レストランやお店、観光地など、すべての人が休憩するのです。
しかし、観光客としてこれらの場所を訪れた場合、昼食を食べられなかったり、観光できなかったりに非常にイライラすることでしょう。反対にヨーロッパの人は、どうして世界中の人が休憩を取らないのかと、不思議に思うかもしれません。きっと、彼らはリラックスが上手なんですね。
05.
コーヒーは
決して持ち歩かない
テイクアウトのコーヒーを探すのが難しい場合もあります。彼らは、コーヒーを移動しながら飲むものだと考えておらず、「神聖なもの」と捉えているのです。
コーヒーを注文するということは、30分ほどそこに座って、その時間を楽しむということ。もし急いでいる場合は、バーのようなコーヒーカウンターに立ちましょう。短時間でエスプレッソを飲むことができます。でも、たとえどんなに急いでいたとしても、カフェで15分しか時間を費やさない人など、ヨーロッパにはいないはず。
06.
夕食の時間が長すぎる
フランスのレストランで夕食を食べたときのこと。なんと、店を出るのに3時間もかかりました。私たちが着席してから、ウェイターが飲み物のオーダーを取りに来るまで30分。特に混んでいたわけではありませんよ。
そして、前菜が到着するまでにまた30分。メインディッシュが到着したのは、それから1時間半後でした。耐え難いほど遅いサービスです。デザートが来た頃には、時間は午後11時。普段なら、もう眠りについている時間でしたよ。時間をかけて食事をとることに慣れるまで、3日かかりました。
07.
先に会計を済ませる場合も
ローマでレンタカーを借りて、ボローニャに向かっていたときのこと。途中で、小さなサンドイッチショップに寄りました。
そこには、誰も英語を話せる人がおらず、私たちもイタリア語を話せませんでした。そこで、サンドイッチを指差して注文しようとしたのですが…店員は一向に売ろうとはしてくれなかったのです。
彼は部屋の反対側にあるレジを指差しながら、「Pay(支払いをして)」と言いました。私はレジの前の列に並びましたが、サンドイッチを指差して注文することができなかったので、欲しい種類を伝えるのに苦労したものです。
08.
公衆トイレはタダではない
ヨーロッパでは、公衆トイレを利用する際にお金を払わなけれならない場合があります。レストランで食事をした場合でも、トイレは別料金のところも。
09.
Wi-Fiも有料
ニューヨークでは、ほぼすべてのスターバックスやホテルで無料のWi-Fiを使うことができます。でも、ヨーロッパでは、お金が必要な場合がほとんど。イタリアでは、日数または分数によってお金を支払わなければならないこともありました。
私たちは、常に残り時間がどのくらいなのかを確認しなければいけませんでした。できることといえば、仕事のメールチェックくらいのもの。支払ったお金ほどの価値がない、インターネットの使い方です。
10.
チップを払う必要はなし
よく知られていることですが、ヨーロッパではチップは必要ありません。ウェイターやウェイトレスには、公正な賃金が支払われています。
11.
トイレを流す方法が多すぎ…
アメリカでは、どこへ行ってもトイレの仕組みは同じ。でも、ヨーロッパには、色々な種類のトイレがあります。天井からぶら下がっている紐を引っ張って流すタイプや、ミシンペダルのように足で踏んで流すタイプなど…。
12.
シャワーを浴びることは
冒険のようなもの
バスルームを使用するときにも、自分が別の国から来た「外国人」であることを実感しました。
決して、シャワーの使用が難しいわけではありません。ただ、ユニットバスにおいてトイレのゾーンをびちゃびちゃにしないようにするのが困難なのです。
シャワーカーテンがないバスルーム、シャワーヘッドと浴槽の場所が離れていることも…。シャワーヘッドの高さが低く、常に膝を曲げていなければならないこともありました。シャワーを浴びること自体が「冒険」のようなもの。
13.
朝食はパンとチーズが
ほとんど
ヨーロッパでは、朝食には、肉とパン、チーズを食べる国がほとんど。フランスでは、ジャムとバゲットを食べ、ロンドンでは、焼いたトマトや豆を食べることも。オレンジジュースを注文すれば、絞りたての新鮮なものを提供してくれるでしょう。私は、目玉焼きとベーコンが食べたかったのですが。
14.
サラダが簡素すぎる
ヨーロッパにもサラダはあります。でも、単にレタスの上に油がかかっているものがほとんど。運が良ければ、トマトが加わる程度です。
確かに、観光地では、ちゃんとしたサラダを見つけることができるかもしれません。ロンドンでは、素晴らしいサラダを食べることができたので、それは例外とします。
15.
牛乳の種類が少ない
食べ物のバラエティーも限られていると言っていいでしょう。たとえば、牛乳。アメリカのスーパーマーケットには、少なくとも6つの種類があります。全脂肪、低脂肪、スキムミルク、減脂肪、無脂肪、大豆など…。ヨーロッパでは、牛乳の種類が多くないため、商品を置いている場所自体を見つけるのにも苦労します。
16.
ミディアムレアに
サインが必要!?
ロンドンのパブでハンバーガーを注文したとき、ウェイターにミディアムレアで焼いてほしいと伝えました。すると、ウエイターは、「安全を放棄する」と書かれた紙へサインするように言ってきたのです。狂牛病のリスクを感じながら、ハンバーガーを食べたい人などいるわけありませんよね。
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