「運命は自分で変える」音が聞こえなくても正確なリズムを刻むプロダンサー
リン・チンランさんは台湾のプロダンサー。社交ダンスの先生だった母親のもとに生まれたチンランさんは、先天的に重度の聴覚障がいを持っていました。音が聞こえないというハンデを抱えながらも幼い頃からダンスの魅力に惹き付けられていったチンランさん。いつしか「自分で踊りたい」と強く思うようになりました。
しかし、チンランさんがダンスを始めようとダンススクールの門を叩いても、彼女を受け入れてくれるスクールは見つかりませんでした。どのスクールも、重い聴覚障がいを持つ彼女にダンスを踊ることは無理だと決めつけていたのです。
その偏見が、逆に彼女を強くしました。
「足の裏」で音を聞く
全神経を研ぎ澄ませた彼女が
つかんだ術
ある日、チンランさんは音楽の振動が床から伝わってくるのに気づきました。彼女はその振動を必死に拾い上げ、一定のリズムとして感じ取る術を身につけていきます。そして、正確なリズムを刻んで身体を躍動させることに成功するのです。
足の裏から伝わるほんの小さな振動だけを頼りに、これほどダイナミックなダンスを表現できるようになるまでに、彼女がどれだけ壮絶な努力を重ねて来たでしょうか。バレエ、ストリートダンス、民族舞踊、あらゆるジャンルに精通する彼女のダンスは、彼女が背負ったハンデを少しも感じさせません。それどころか、音との究極の一体感を伴っているように見えます。
「自信」が、
さらに彼女を光り輝かせた
今や揺るぎない自信に満ち溢れているチンランさんは、2015年、チェコで開催された聴覚障がい者ミスコンテスト アジア大会において、グランプリを獲得しました。これは台湾人として初めての快挙です。
それだけにとどまりません。彼女はダンスで自分の夢を叶えただけでなく、今では自分と同じく聴覚障がいを抱えたダンサーで構成される一座を率いて精力的に活動しています。
彼女はこう言います。
“神様は扉を一つ閉めたとしても、どこか窓を開けてくれるもの”
その窓はきっと、あらかじめ決められているかのように見える運命に抗い、出口を探そうと諦めることなく努力し続けた人に開く窓なのでしょう。
ここで紹介するWEBムービーは、このエピソードをまとめたもの。制作しているのは「運命を、変えよう。〜#changedestiny〜」というキャンペーンを展開中の『SK−II』です。
運命は、自分の手で変えられる
『SK−II』は、「すべての女性には運命を変える力がある。肌が変われば、運命を変える勇気と自信が生まれる」と強く信じ、リン・チンランさんのように自らの手で運命を切り開く女性を応援しています。どんな人の中にもきっと、運命を変える力が眠っているはず。今日、この瞬間をきっかけに、あなたも、勇気を出して最初の一歩を踏み出してみませんか?
『SK−II』のブランドサイトでは、リン・チンランさんを含め運命を変えてきた女性12名それぞれのエピソードが公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。共感できるストーリーがきっと見つかりますよ。
運命を切り開いてきた12名の女性たちのストーリーはこちらで公開中