僕が「運命の人」を信じない理由
あなたは、運命の相手を信じますか?
「Elite Daily」の男性ライター、Anthony Petronzioさんの恋愛観がなかなか面白かったので紹介したいと思います。
永遠の愛なんて存在しない?
僕は、2003年にグラミー賞を獲ったヒップホップデュオ、アウトキャストの「HEY YA!」の歌詞をよく覚えているんだ。
“If what they say is, nothing is forever, then what makes love the exception?”
(この世に永遠のものなんてない。ならなぜ愛だけが例外だと思うの?)
すべての人に対して愛のあり方を問いかける歌詞が、多くのリスナーの共感を得たことで、この大ヒット曲が生まれたんだと、僕は思っている。
いま付き合っている人が
運命の相手とは限らない
運命の2人が出会って永遠の愛を誓う、というストーリーは物語の定番だけど、そんなこと本当にあるの?
恋愛感情を否定することはできない。けど、今の相手が必ずしも運命の相手であるとは限らないよね。これはちょっと特殊な考え方だということは、自分でもわかってる。
もしも本当に今の恋人が運命の相手だとしたら、絶対にフラれないはずだよね。じゃあ彼女を喜ばすための努力だって必要ない、ということになると思わない?
つねに「もっと良い相手がいるかもしれない」と思っておくべきで、それは相手にとっても同じこと。これを覚えておくことが、恋愛関係をもっと素晴らしい関係に発展させてくれるはずさ。
人生の可能性を
否定してはいけないんだ
そう考えていれば、万が一彼女にフラれてしまったときも、ネガティブにならないでいいのさ。そもそも彼女が運命の相手だと思いこんでいたのが、間違いなんだ。君には他にもっと良い相手がいて、君がポジティブに考えてさえいれば、その相手を見つけることは難しくないはずだよ。
愛に依存して生きることは、確かに幸せかもしれない。でも、もっと自分自身に依存することが必要だ。人生には様々な可能性があり、それを受け入れるべきなんだ。