一糸まとわぬプロダンサーたちが、伝えたかったメッセージとは
アメリカやカナダ、フランス、イギリスなど、欧米各地のランドマークの路上でポーズをとる、一糸まとわぬ姿のダンサーたち。
NY在住の写真家、ヨルダン・マター氏の写真集「Dancers After Dark」のコンセプトに賛同し、参加したのは、なんと延べ300名。名だたるバレエ団やダンスシアター、シルク・ドゥ・ソレイユなどのダンサーやアーティストたちが集まり、プロジェクトの実現には2年以上の歳月がかかったそうです。
「失敗を恐れずに挑戦する、強い信念の大切さ」を伝えたかった
警察の目を避けて、全裸でポーズを取るのはほんの数十秒。もちろん、人目もあります。しかし、このプロジェクトには
「無謀だと思われるようなことでも、失敗を恐れず挑戦する強い信念を持とう」
というメッセージが込められているそうです。
それぞれの写真からは、夜の冷たい空気にさらされながらも、全力で取り組むダンサーたちの緊張感と高揚感が伝わってきます。まるでオブジェのような指の先端にまで隙のないポーズと鍛え抜かれた肉体美に、思わず目が奪われてしまいます。
ニューヨーク・ワシントンスクエアパーク
ニューヨーク・ロックフェラーセンター
フランス・ノートルダム大聖堂
シカゴ・ジョフリー・バレエスクール
パリ・ルーブル美術館
カナダ・モントリオール
イングランド・コッツウォルズ/ブロードウェイ塔
動画ではダンサーたちの入念なリハーサルと、人通りの隙をついて、パフォーマンスを何度も撮り直しているメイキングが見られます。