ダリの絵の中にダイブできる「360度ムービー」がすごい・・・
絵画好きなら、一度は「あの絵の世界に飛び込んでみたい!」なんて妄想をしたことがあるのでは?その世界観や作風がブッ飛んでいればいるほど、なおさらでしょう。
スペインが生んだ鬼才、サルバドール・ダリは、八の字ヒゲの一風変わったシュルレアリスム(超現実主義)アーティスト。そんな彼が描いた「ミレーの≪晩鐘≫の古代学的回想」の世界に飛び込める360度ムービーが話題になっています。ダリや絵画に詳しくない人でも、その独特の世界観にハマってしまうこと必至!
超現実主義×仮想現実!?
360度ムービーを味わおう
怖く、美しいダリの世界。
今夜の夢に出てきそう・・・
題材である「ミレーの≪晩鐘≫の古代学的回想」は、ダリ自身が「得体のしれない苦悶に付きまとわれた」と語るほど印象的だったという名画、ミレーの「晩鐘」に、ダリなりの解釈を加えたもの。ミレーの絵では農作業の手を止めて祈りを捧げる夫婦だったものが、ダリの絵では無機質な2つの巨大な建造物となり、荒廃的な世界観に変貌しています。
ちなみに、アメリカのダリ美術館では、2016年6月12日まで「Disney and Dali: Architects of the Imagination」を開催中。ここで、この幻想的な世界のVR体験が出来る模様。現地を訪れることができない人は、ぜひパソコンやモバイルで、ダリならではの世界観を味わってみてください。
Licensed material used with permission by Salvador Dali Museum, Inc