名刺サイズのスマホ「Ophone」が気になる!
スマホに付いているであろう機能を、ごっそりとカットしたモバイルがコレ。まずはその見た目を確認してみましょう。
Kindleと同じe-inkスクリーンでできており、白と黒しか表示されないため、画面に写るのは数字と文字とアイコンだけ。
そのお陰でバックライトを灯さずとも表示が見やすくなっており、消費電力を最小限に抑えられるカラクリ。モノクロの見た目はかわいいですよね。
あらゆる機能をカット!
側面にあるのは、充電用のマイクロUSBポートのみ。イヤホンジャックもありません。
極めつけにインターネットも使えません。アプリが使えないどころか、打てるのは番号のみ。メールは読むだけ。文字さえ打てないなんて攻めてますよね。
つまり、この「O phone」は、電話機能だけに特化した…、言わば「新生ガラパゴス携帯」なのです。3Dプリンターによって安価に量産可能で、サイズがいい感じ。
考案したのは、セルビアのデザインオフィス「Alter Ego Architects」。「Dezeen」にはこんなコメントが。
「多くの人は、1日のうち平均3時間もスマホを眺めています。これは1週間のうちほぼ丸一日を携帯電話のために費やしている計算になります。より生産的になるために、より多くのものを見ようとしています。でも、そのせいで集中力を失い、毎日をフクザツにしてしまっているのです」。
一般的なスマホには、カメラやブラウザ検索、チャットアプリなどなど、あらゆるツールが勢揃い。手元で本当に多くのことが実現できてしまうため、画面を眺めていたらアッという間に日が暮れていたーーなんてことも人によってはザラかもしれません。
バッテリーが長くもち、使い方もカンタン。デジタルデトックスしたい人や、子供が初めて持つモバイルとして、スマートな選択肢たりうるかも。詳細は明かされていませんが、ちょっと気になります。