性癖を隠しているようでは、「いいセックス」なんてできない!

かなりの好色家、という訳ではないのかもしれませんがアラサー男を代表して、ライターMatthew Farris氏がこう主張します。自分の性癖もカミングアウトできないようでは、満足の行くようなセックスはできない、と。

そんなの人それぞれ。そう分かっていても気になるのが、この手の情交ですからね。

あなたにだって
隠れた性癖がある、はず

今の若い世代の人たちは、他人とかけ離れたことをしたり、人前で自己表現することに戸惑いがないように思えるけど、セックスとなると話は別、という人が意外に多いのです。

ところが、腹を割って正直になれば、「フツー」とか「ありきたり」とは言えない変わった趣味が誰にだってあるんです。いわゆる性癖ってやつです。あなたにだって無きにしもあらずでは?

性癖を相手に伝えることは、確かに不安だし照れくさい。けれど、今こそベッドで(あるいは寝室でなくとも)試してみたいことや好きなプレイを、ちゃんと相手に伝える方法、考えてみませんか?

ガマンは、いつか
二人の心を遠ざけていく

まず初めに、誰かと付き合う上でセックスが大切なコミュニケーションであることは、疑いようのない事実です。たとえ付き合いが長かろうと短かろうと、セフレだろうと、どんな関係であっても。お互いの性欲のもとに成り立つもの、それが体の関係なんだし。

とはいえ、セックスが一番大事かと言えばさにあらず。肝心なのは、体を重ねあうことでお互いが満足できるということ。この双方の満足なくしては、得られぬ欲求を満たしにどちらかが外へと目を向けてしまう可能性だって高まります。

しかし、ここが肝心。もし本当にしたいことがあっても、それを自ら認めてパートナーに伝えることを怖がっている人は、実際のところそれほど長い間満足していることなんてできないはずなんです。

そこで、ここでは自分の「性癖」や「フェチ」について、その意味をしっかり考えていきましょう。率直に伝えることが、なぜ二人の関係に大切なのかが見えてくるはずです。

「性癖」と「フェチ」の違い
あなたはどっちだ?

まず、性癖とフェチの違いから見ていきましょう。

「性癖」とは、人が持つ性質的なクセやこだわりのこと。どのようなものでもこれに当てはまり、多種多様で程度にもとらわれません。
一方、「フェチ」は性的嗜好よりも度が増しており、心理学的には性的倒錯を表すもの。満足する対象が異様なまでに特定のモノや体のパーツだったり。いわゆる足フェチや匂いフェチ、絶対領域などがそれ。

ここで知っておきたいのが、フェチは性的衝動、性欲、オーガズムなどに直接的な影響があるということ。かたや性癖は「好きなこと」、もしくは「したいこと」という意味合いが強い。でも、フェチのような強い執着心がそこにはありません。

ここで自分のフェチをカミングアウトすることに、私は何の抵抗もありません。私にはフェチがあり、本気で付き合った相手はそれを受け入れなければいけなかったんです。そうでなければ、関係は上手くいかなかったはず。欲求が支配していたと思います。

恥ずかしいとは思わないし、今まで打ち明けた女の子たちがみんな全然平気だったことは、とても感謝しています。こうした経験を通して、“恥じらい”が次第に薄れていったのかもしれません。偏見の目で見られていると思ったことも、一度もないんですから。

満足いくセックスは、
「オープンになる」こと

寝室で相手に何を求めているかを上手に相手に伝えることが、なぜ大切なのか?どんなに変わっているか、逸脱しているか、あるいはヘンタイなのか……実際、そんなこと関係ありません。ただ正直に伝えるだけでいいんです。自分の性生活に満足するため、心から何かを求めているのならば、セックスの相手にそれをきちんと伝えなければ。でないと、そのうちストレスだけが溜まることに。

それでも躊躇するというのは、あなたが考え過ぎているから。付き合っていればいつかは、「どんなことが好き?」といった話題が出てきますよね?そこでサラッと言ってしまったっていい。そのくらいのレベル感に落としてあげましょう。体の関係だからって、何も特別なことはないのですから。

パートナーがあなたのことを大切に想っていれば、「どうしたらあなたを満足させられるか」を知りたいはず。あなたを喜ばせることができるならば、正直に言って欲しいはず。もちろん、そのまま逆のことがあなたに課せられた使命。

私の経験から、いろんな性癖やフェチが混ざっていく方がセックスがより刺激的になっていきます。ひとりの大人として、己をよく知りそれをどう伝えればいいのか理解しなければいけません。

カミングアウトしたら気まずくなるかも?もしかしたら、そうかもしれません。もっと満足できる性生活につながる?これだけは断言できます。

Licensed material used with permission by Elite Daily
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。

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