わずか2ヶ月間しか上陸できない、奇跡の無人島ビーチ「水島」に行ってみたい
福井県に「北陸のハワイ」の異名をとる無人島があります。どこまでも長く続く遠浅のビーチ、魚たちが手の届くところまでやってくる透き通った青い海。ここを訪れるチャンスは、短い夏のあいだだけ(7/9〜8/31)。
コバルトブルーの海
真っ白な砂浜
まるで「サンドバー」
まるで「サンドバー」
福井県敦賀半島の先端、細長く南北に伸びる無人島「水島」があります。周囲を真っ白い砂浜、さらには岩場が取り囲み、対馬海流に乗って流れ込んだプランクトンと絶えず循環する海水のおけげで、透明度抜群なコバルトブルーの海が人々を惹きつけます。
2つの小島が砂州でつながる様子は、弓ヶ浜(鳥取県)や天橋立(京都府)を彷彿させる遠浅のビーチ。どこまでも透き通った海でシュノーケリングを楽しんだり、きれいな砂浜で貝殻を拾ったり。時間が経つのも忘れて、のんびり心の底からデトックスするには、これ以上ないまさに楽園の無人島。あの「幻のビーチ」と形容されるハワイのサンドバーにも、どことなく似て見えますよね。
アクセスは渡し船のみ
それも夏季限定
水島へのアクセスは船のみ。この渡し船が運航している海開き期間(2016年は7月9日〜8月31日まで)でないと渡ることはできません。それゆえ、年に2ヶ月間のみ上陸が許される奇跡の無人島な訳です。
定期船で水島までおよそ10分。発着所は色ヶ島と浦底の2か所から、9:00〜16:00の間、片道約10分でピストン運航しています(※強風など荒天時は中止・欠航あり)。料金は往復で大人1,200円、子供650円。
なお、島には海の家など売店はないので、船で渡る前に準備は忘れずに。夏の思い出づくりに「北陸のハワイ」、イイかもしれない!