「みずのいろ」は、水面に栄える四季を表現した和菓子です。(岐阜県大垣市)
店頭、もしくは電話予約でのみ注文を受けつけ、そこから約10日ほど待ってようやく出会えるお菓子があります。岐阜県大垣市、わざわざ訪ねてでも手に入れたくなる、清らかで繊細な干菓子「みずのいろ」。
「水の郷」が奏でる四季を
五色のハーブで再現
清らかな水が街のいたることこから湧き出る美濃国大垣は、古くから“水の郷”として親しまれてきた土地。この水とともにお菓子を作り続けてきた創業260年の老舗「御菓子つちや」が、季節ごとに移ろいゆく水の色を干錦玉(ほしきんぎょく)で表現しました。
砂糖と寒天を煮詰めて冷やし固めた伝統的な干菓子を、型抜きぜずに極限まで薄くし、丸い水の玉を成形していきます。五色は水面に映る景色や訪れる四季をイメージし、ハイビスカス&ローズヒップ、オレンジピール、カモミール、スペアミント、バタフライ・ビー、とハーブで色付けしています。
淡い「みずのいろ」をこうして眺めていると、“無色透明な水”なんて、単なる思い込みに過ぎないのかもしれませんね。
予約して、製造を待って
店頭で受け取れる人のみ
ただでさえ干錦玉は、時間をかけて乾燥させる手間のかかる干菓子。天候にも左右されるそうです。繊細で割れやすい、ゆえに店頭で受け取りができる人のみ、五色の“口福”にたどり着くことができる希少性の高いもの。
完成まで約10日、心待ちにしながら飛騨高山に白川郷、下呂温泉や長良川鉄道など、国内随一の観光地をゆっくり巡ってみてはいかがでしょう?旅の終わりに珠玉のお菓子を手みやげに。
電話かメールにて注文をどうぞ。詳細はこちらから。
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