日本のかわいいおみやげ#15 青森の紅玉ようかん「金魚ねぶた」

レトロでかわいい金魚の包み紙に包まれているお菓子「金魚ねぶた」は、青森県五戸町の紅玉りんごをジャムにして餡にたっぷり練りこんだという一口ようかんです。

とってもかわいいのですが、なぜ金魚なのか?それは、アノ青森の夏の風物詩を知っているならば、わかる人もいるかもしれません。

©2019 NEW STANDARD

この商品を作っている創業安政5年の老舗「上ボシ武内製飴所」は、青森県青森市にあります。青森と言えば、夏の「ねぶた祭り」を思い出す人も多いと思いますが、この時、祭りを盛り上げるためにと一ヶ月も前から、各家庭の玄関前に紙風船でできた「金魚ねぶた」と呼ばれる飾りをぶら下げるという風習があるんだそうです。

製造元の、上ボシ武内製飴所の社長・武内勝さんに商品の誕生秘話を伺うと……。

「もともとの商品として、りんごのひとくち玉ようかんがあったんです。でも、なんか見た目がおもしろくないねとみんなで話しながら、なんとなく“折り紙”に包んでみた。そしたらたまたまねぶたの時の飾りに見えて……」

コレダ!と思い商品化したのは、もうかれこれ40年ほども前のことだそうです(思っていたより歴史の長いお菓子!)。

©2019 NEW STANDARD
©2019 NEW STANDARD

付属のつまようじをようかんにぷすっと刺すと、皮がむけてつるんと中身が出てきます。あまずっぱい紅玉は、お菓子の加工にとても適した種類のりんごですが、金魚ねぶたの餡の中には、青森県五戸町のおいしい紅玉がジャムになってたっぷり練りこまれているんだとか。ようかんに酸味は残っていないけど、頬張れば口の中いっぱいにりんごの風味が広がり、あんこもやさしい甘さで、何個でもポイポイ食べてしまいそうになります。

緑茶やお抹茶などもいいですが、きっと、紅茶のおともにしたら、それはそれは素敵なティータイムになるはず。2020に向け、グローバルなお菓子に成長する予感さえしています。

そんな「金魚ねぶた」は、青森市にある上ボシ武内製飴所の本店や、青森のいいものが揃うサイト「あおもり探検市場」でも購入できます。

「上ボシ武内製飴所」
住所:青森県青森市本町5-1-20
TEL:017-734-1834
営業時間:8:00~17:00
定休日:土日祝日
公式HP:http://www.jyoboshi.com/

Top image: © 2019 NEW STANDARD