難病と闘う妻へ「結婚10周年のサプライズ」

カールさんは、結婚10周年を記念して妻のローラさんにフラッシュモブで感謝の気持ちを伝えることにしました。合唱した歌はブルーノ・マーズの「Just The Way You Are」。

“ぼくは毎日伝えている。なかなか信じてもらえないけれど、キミは本当に最高で、驚くほど美しいんだ。変えたいところなんて一つもないよ”。

ってな内容の素敵な歌。でも、それだけじゃありませんでした。多発性硬化症のパートナーに贈った特別なメッセージだったんです。

体中に神経障がいが多発してしまう難病として知られていて、しびれやまひなどの影響でまっすぐ歩けなくなってしまうことも。はっきりとした原因はいまだわかっていません。だからこそ、この楽曲の歌詞には意味があったあったんですね。

When I see your face, there's not a thing that I would change.
(キミの顔を見て、変えたいと思うところなんて一つもない)。

Because you're amazing, just the way you are.
(だってキミは最高だから、そのままでいいんだ)。

And when you smile, the whole world stops and stares for a while.
(キミが微笑めば世界が止まる。しばらくキミを見つめるために)。

Because girl you're amazing, just the way you are.
(だってキミは最高の女の子だから、そのままでいいんだ)。

合唱したメンバーは、カールさんの友人ステファンさんの教え子たち。舞台演劇などを学ぶリバプール・メディア・アカデミーの学生でした。

ステファンさんは「A Plus」にこうコメント。

 

「本当に感動的でした。圧倒されてしまいましたが、とても幸せな10周年記念のお祝いでした。その一員だったことが名誉であり、誇らしいです。時間を割いてくれた学生たちも誇りに感じています。みんな最後には泣いちゃって。素晴らしい一日でした」。

 

声を出して泣くローラさんの姿から、その感情が伝わってきます。きっと、注がれた愛情で胸がいっぱいだったのでしょう。

10周年記念を思い出すたびにニヤニヤしちゃいそうな最高の思い出になったはず。これからも末永くお幸せに!

Licensed material used with permission by Synodic Productions
Stephanie Carr - Orchestrated the event
Alex Carr & Milo McAleny - the local filmmakers who shot the video
Liverpool Media Academy - the students who performed
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。