妻はこの世を去った。それでも、いつものレストランで愛する君と食事を。
アメリカで暮らす93歳のClarence Purvisさんは、4年前の2013年に愛する妻Carolynさんを亡くしています。でも、最愛の人を失ったあとも、優しく微笑む彼女の写真を眺めながら毎日同じレストランで食事をしているそうです。
「WTOC」の動画で紹介された、一途に妻を思い続けるClarenceさんの姿が切ないのだけど、「生涯、一人の女性を愛する」という思いが伝わってきます。
63年間の夫婦の愛
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ふたりが初めて出会ったのは、1948年のこと。Clarenceさんが24歳でCarolynさんが16歳の時だったそうです。すぐに恋に落ちたふたりは、次の年に結婚して63年間もの夫婦生活を送ることに。
そのうちの13年間は、リーズビルで当時一番の人気を誇るレストランでデートすることを夫婦の決め事にして、お互いの大切な時間を過ごしてきました。
僕とCarolyn以上に、お互いを思い合っていた夫婦はいないよ。彼女の望みが僕の喜びであり、僕の望みが彼女の喜びだったからね。
上の動画で、こうClarenceさんは語っています。
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会いたくなったら、いつもすぐに奥さんが眠る場所に行くため、月に120回以上墓地を訪れているそうです。そして、食事が終わった後に、妻の写真にキス。お墓にもキスを。どれだけ彼が愛していたのか、一つひとつの行動や言葉からひしひしと伝わってきました。
Clarenceさんは、今まで周囲に何度も新しい愛を探すことを勧められたらしいのですが、本人にそんな気はなさそうです。もし、自分が心から望めば、きっとCarolynさんも「あなたが望むのなら」と受け入れてくれると彼は言います。
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最愛の人を亡くしてからも、ずっと一途に愛し続ける姿。少し悲しい気がしますが、それだけ思い続けられる女性と巡り会えて、同じ時間を過ごせたClarenceさんはとても幸せそうにも見えます。