なかなか仕事が見つからない夫を「35ドルで売ります」と投稿してみたら…
オーストラリア在住で、シドニーからマッカイに引越しをしたウィルソン夫妻。夫のケンは仕事を探しましたが、田舎町ということもありなかなかうまくいきませんでした。こんなとき、妻だったらやきもきしてしまうものですが、パトリシアは違いました。
夫の求職中でも笑顔を絶やさなかった彼女は、夫の仕事探しを手伝ってあげようと思い立ったのです。
「夫、売ります」と
Facebookに投稿してみたら…
パトリシアがFacebookに投稿したのは、こんな内容。
「大工の資格があって、なんでも直せる私の夫、35豪ドル(約2,800円)で売ります!」
このちょっぴりブラックでユーモラスな投稿に、意外にもオファーが殺到したのです。
フルタイムの仕事も増え
自信を取り戻した夫
「夫を売るなんてひどい」と誤解をされかねない投稿ですが、夫への深い愛情があってこそ。2人は写真の通り、とっても仲良しな夫婦。
このポストをきっかけに、フルタイムのオファーも含め、今では受けきれないほどの仕事の依頼が来ているんだとか。田舎町で力仕事ができる人手も少ないため、とても重宝される存在に。しかも「本当に何でも直せる!」と依頼をした人たちからの評判も上々。
「仕事がない時期は、自信をなくしていたんだ」と言うケンも、徐々に自分が必要とされているという実感が持て、今では毎日、生き生きと働いているそうです。
妻のパトリシアも、夫への愛情と茶目っ気たっぷりにこう話します。
「昔と今とでは、仕事の探し方自体が変わってきているのかもしれないですね。もっとユーモアを持って動いたほうが、仕事につながるのかも」
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