そこに住んでいるかのような気分になれる「邸宅ホテル」を集めてみました
本当に完成度の高いホテルを訪れると、見知らぬ人が手がけているのにも関わらず、瞬時に旅の疲れを癒し、ほっと心を落ち着かせてくれるもの。いつもとは違う空間でも、住んでいるかのように自由に楽しめる場所です。ゲストはやはり購買客ではなく、滞在客。
今回は、アットホームに滞在を楽しむことができる邸宅ホテルを紹介したいと思います。
01.
ETT HEM
スウェーデン・ストックホルム
「エット・ヘム」とは、スウェーデン語で“家”を意味しているのだそう。とあれば当然、アットホームな空間を期待してしまいます。レンガや木材が温かい雰囲気を醸し出し、イルサ・クロフォードが手がけた12部屋の客室はどれも、ヴィンテージ調のエレガントさと典型的な北欧の温和さを併せ持ち、ひとつひとつデザインが異なります。
朝はキッチンの大きな共用テーブルでスタート。チェックアウトの頃には、スタッフやほかのゲストとファーストネームで呼び合うようになっていても不思議はありません。
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02.
OLD PARSONAGE HOTEL
イギリス・オックスフォード
著名大学のキャンパスからほんの数歩のところにある、この古い建物。一歩足を踏み入れると、歴史を感じさせる石造りの外観とは対照的に、都会的でコンテンポラリーな空間がゲストを迎え入れてくれます。
書斎があったり、公共スペースには額入りの肖像画や、座り心地抜群のソファや椅子がたくさん。目を楽しませてくれる要素も多く、長時間過ごしても飽きません。見事なお手前で用意された紅茶を口に運びながら、ゆったりそのデザインとディテールを取り込みましょう。なにも急ぐことはありません。
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03.
BUSUE, A BOUTIQUE EXPERIENCE HOTEL
メキシコ・メキシコシティ
かつてから、メキシコシティのインテリ系やハイソな人たちが集まるエリアとして知られてきたポランコ地区。そこにある大邸宅を利用した全11部屋の宿「ブスエ」は、やっぱりプライベート感たっぷりで、とにかくエレガント。閑静でセンス良く、目ぬき通りからほんの数歩という、ポランコならではの贅沢な条件がすべて揃ったスポットです。
できれば上層フロアの客室を予約。たっぷり差し込む自然光が、木材の梁や鉄細工のディテールを照らし出す、ロマンチックで優しい空間をお楽しみください。
詳しくはコチラ。
04.
COPPOLA JARDIN ESCONDIDO
アルゼンチン・ブエノスアイレス
「ここはフランシス・F・コッポラ監督の秘密のガーデンです」と一言説明して、あとはみなさんのご想像にお任せしてしまいたいところですが、広々としたこのタウンハウスには、あまりに素敵なディテールが多すぎて、やっぱりちょっと説明せずにはいられません。
ガーデンというだけあって、みずみずしい緑に溢れているのは当然。中にはペルー産のカーペットや、アルゼンチン北部の民族品といった、目を引くアクセントが至るところに置かれた素朴な隠れ家です。まさに映画のセットのようなこの空間で、大切なあの人と読書とマルベックを楽しむ旅、なんていかがでしょう。
詳しくはコチラ。
05.
PRIVATE MANSIONS HOTEL
オランダ・アムステルダム
ちょっとSFっぽささえ感じさせる、どこか不思議なアンティークの調度品が所々で目に入る「プライベート・マンションズ・ホテル」。客室数はたった2つで、選択肢は15世紀の女性修道院を改造したアパルトマンと、すぐ近くにある“シークレット・チャペル”。
なんとも秘密めいたその雰囲気をさらに盛り上げるのは、世にも珍しいピアノや、目を見張る石造りのインテリアアクセント。ラテン語の彫り込みが入った大理石の柱など、ミステリアスな小説に出てきそうなお屋敷で、いつもとは違うアットホーム体験を。
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