もはや、狭いだけの「カプセルホテル」じゃ満足できない!

以前ヨーロッパの友達が日本へ遊びにきた時に、「せっかく日本に来たんだからココでしかできない事を経験したい」と言ってホテルやゲストハウスを選ばず、カプセルホテルに泊まっていた。

彼はサーファーでボードも持ってきていたから、もっと広い場所の方が良いだろうに…なんて心配していたけれど、どうやら無駄だったようだ。感想を聞くと「すっごい狭くてさ、驚いたよ」と少し興奮気味に話してくれたのを覚えている。

でもそんな新鮮な反応はもう見れなくなってしまうかもしれない。なぜなら、カプセルホテルは、いま確実に海外に広がりつつあるのだから。

あえて、泊まりたくなる
極上の「狭小ルーム」

カプセルホテルだって今や様々なタイプがあるけれど、通常のホテルに比べるとやはり簡易的なイメージは拭えずにいた。けれどここ「CityHub」なら、むしろカプセルホテルに泊まるという選択肢を選びたくなりそうだ。

立地は、多くの美術館や博物館が集まるミュージアム広場やアンネ・フランクの家から1.4km離れたアムステルダム市内。無料でモバイルWi-Fiルーターを貸し出してくれるというから、見たものや感動したことを「今すぐ離れた友達に伝えたい!」という時には大助かりだ。街を思う存分楽しんで、思い出もたくさん残せそう。

気分によって
室内をカラーチェンジ

それにしても、なんてカラフルな照明だろう。じつはこれ、CityHub専用のアプリで変えることができるみたい。その時の気分によって照明のトーンを自在にチェンジ。

他にもアプリを使うことで、外出時でもスタッフとチャットができて、オススメの観光場所や、アムステルダムに住んでいる人だからこそ知っている「隠れスポット」を教えてくれるみたい。テクノロジーもスタッフも旅の味方になってくれるのは心強い。

画像にうつっている男女は、室内がピンク色ってだけなのになんだかロマンチックに感じちゃう…!

部屋のカギも支払いも
リストバンドで解決

CityHubの特徴として、他にもチェックインすると渡されるリストバンドに注目。これが部屋の出入りの際にカギ代わりとなり、施設内のバーでアルコールを購入する時にはお財布代わりにもなるという。これならカギどこへやったっけ?お財布失くしたかも!と焦る心配もないだろう。

ネットで調べてみれば、現在はアジアをはじめ、イギリスやロシアなど各国でカプセルホテル、もしくは似たかたちの宿泊施設を見つけることができる。

私たち日本人にとってはもう驚くこともない文化だけれど、海外で進化したカプセルホテルに泊まってみるのも一考。逆に新しい発見ができそう。

Licensed material used with permission by CityHub
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。