試してみるなら夏。冷たいシャワーの驚くべき7つの力
いっぱいかいた汗を流してサッパリ、体もポカポカと温まる。この時期のシャワーって気持ちがいいですよね。もちろん熱いシャワーもいいのですが、とくに冷水をオススメしたいというNY在住のライターJohanna Silverさん。
なんだか体調が優れない…というあなたの、心と体をスッキリさせてくれるかもしれません。
01.
朝は冷水で全身サッパリ!
「Medical Daily」によれば、冷水シャワーで急激に体温を下げると、その体温を戻すために心拍数が上がり、血行がよくなるそうです。体中に血が巡り、朝から元気に動けるとか。
02.
「筋肉痛」が和らぐ?
「Everyday Health」によれば、筋肉痛を和らげるには交互に温めたり冷やしたりすることがいいと考えられているそう。
冷やすと患部への血流が減り、腫れや炎症が抑えられ、温めると筋肉がリラックス。治癒を促進する血液や酸素がより早く循環するようになるとか。温冷水のシャワーを使えば、アイスパックやヒートパッドがなくても、手軽に筋肉痛の緩和ができるかもしれません。
03.
お肌や髪の毛が
ツヤツヤに…。
お湯って、じつは髪の毛や肌にとってあまりよくないのだとか。
肌を乾燥させてしまい、髪の毛のキューティクルも開いたままになるので、そのままでいると化粧水やコンディショナーの栄養成分も流れてしまうと言われています。
ただし、最後に冷水シャワーを浴びて温度を下げれば、毛穴もキューティクルも閉じて栄養成分も保護してくれるそう。結果的に、お肌も髪の毛の「ツヤツヤ効果」が期待できるという意見も多いようです。
04.
「新陳代謝」が活発に
冷水シャワーで循環系を刺激すると、臓器や動脈に、よりいい血が流れると言われているそうです。すると、もっと効率的に病原体と戦えるようになったり、心臓の不調が緩和されるなど、新陳代謝を活発に保つと考えられているようです。
05.リンパの流れを促進
カラダを守る免疫系のなかでも、リンパ節はリンパ液によって体中から運ばれてきた老廃物などをこしとる「フィルター」のような役目をしているそうです。
病原体などがここに留まると、白血球がそれを撃退してくれるのですが、あまりに溜まってしまうと腫れが出て、感染症のようになってしまいとか。熱いシャワーと冷たいシャワーでリンパ節を刺激することで、停滞していた老廃物や病原体の排出を促せるという意見があるようです。
06.神経系に作用しリラックス
冷たい水は、脳内にあるノルアドレナリンを生成する部位を刺激し、神経系が最適な状態で働けるように機能しているそうです。ノルアドレナリンは鎮静効果があるとされている脳内物質で、リラックスに効果的と考えられています。
また、体には冷たさを感じ取る冷感受容体がたくさんあり、これが冷水で活性化されると、抗うつになるのではないかーーなんてことも期待されているようです。
07.肺の働きが活発になり「呼吸」がラクに
冷水で体温を下げると体は熱を生み出そうとするため、外気をたくさん取り込もうとして肺の働きが活発になります。定期的に冷水シャワーで肺をフル活動させる機会をつくると、より深く、ラクに呼吸ができるようになるそうです。
以上、「Little Things」の記事からの紹介でした。チャレンジしやすい夏の時期から試してみては?