フライトに怯える糖尿病の少女を救った「客室乗務員」のやさしさが話題に!

1型糖尿病を患っていて、極度のフライト恐怖症でもある9歳のギャビー。そんな彼女が飛行機に乗らなければならないときがやってきました。

ギャビーより小さい子供が2人もいるお母さんは、弟妹たちと一緒の列に座らなければならず、ギャビーは通路を挟んで、少し離れた席にひとりで座ることに。

離陸のときから不安でたまらないギャビー。しかし、そんな彼女の様子にすぐに気づいたのが、男性客室乗務員のギャーリックでした。

「となりに座ってもいい?」

ギャーリックは、不安そうな彼女を笑わせたり、飲み物を持ってたりと、ずっと気にかけていました。しかし外は徐々に悪天候に…。乱気流に入り、彼女はパニック発作を起こしかけていました。

そんなとき、ギャーリックがこう聞きました。

「となりの空いている席に、僕が座ってもいいかい?」

そして、2人は腕を組み
いろんな話を始めた

着陸の不安から気をそらそうと、ギャーリックは30分にわたって色々な話をしたと言います。自分の娘のこと、ギャビーの学校のこと。さらには、

乱気流で機体が揺れたら「好きなだけ、掴まっていいんだよ」、ストレスで低血糖になったら「オレンジジュースを持ってくるよ」と励まし続けました。

最後には
飛行機中に拍手が!

そして飛行機が無事着陸すると、ギャーリックはなんと機内放送で彼女の頑張りを伝えたのです。

「僕の小さな友人、ギャビーがフライトの恐怖に打ち勝ちました。みなさん、頑張った彼女に拍手を!」

ギャーリックのやさしさに感動した母親のエリカさんは、この話をFacebookにポスト。すると、またたくまに3万以上のいいね!がつきました。さらに、サウスウエスト航空の公式アカウントからも返信が。

「サウスウエスト航空のおもてなしの精神を体現したギャーリック、そしてとても勇気のあるギャビーちゃんを誇りに思います。またのフライトもお待ちしております」

Licensed material used with permission by Erika Jeorgean Swart
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。