コーヒーは糖尿病に効くかもしれないらしい【研究結果】
眠気を覚ましたいときやリラックスしたいときなどに飲む、コーヒー。
じつは、糖尿病にも効果的かもしれないらしい。
学術誌『Nutrients』に掲載された「コインブラ大学」の研究結果によると、コーヒーは2型糖尿病(T2D)患者の非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)の重症度を軽減する役割を果たしている可能性があるとのこと。
コーヒーに含まれるカフェインやポリフェノールなどが、プラスの影響を与えていると考えられるんだそう。
研究では、肥満体型の156人を対象にコーヒー摂取の有無などを調査。なお、98人はT2Dと診断されていたとのことだ。
調査の結果、コーヒーの摂取量が多い人は肝臓がより健康な状態だったらしい。また、肝線維症になる可能性やNAFLDの重症度も低かったという。
ちなみに、NAFLDは座りっぱなしのライフスタイルや高カロリーの食生活などが原因で発症するとのこと。アルコールを摂取していないとしても、決して他人事ではないということだ——。
今回の研究結果は、コーヒーが糖尿病に効くと断定できるものではない。だが、健康のためにコーヒーを取り入れたライフスタイルを送ってみる価値はあるのではないだろうか?
Top image: © iStock.com/Boyloso