7つの質問でわかる、あなたの「ワーカホリック診断」

長い残業、続く会議、にもかかわらず、低い生産性…。そんな働き方の改革が叫ばれて久しい日本ですが、まだまだ徹底されているとは言い難い状況です。

「働き方先進国」
北欧ノルウェー

世界的には、短時間労働で集中して、時間当たりの生産性を上げている方針が主流になりつつあります。中でも北欧の国ノルウェーでは、非常に厳しく残業が規制されており、定時以降に仕事をすることはありえない、と言われるほど。

そんなノルウェーのベルゲン大学で、Cecilie Schou Andreassen博士が2012年に発表した研究は、いわゆるワーカホリックな人を診断する手法の開発でした。

7項目の診断を
5段階でチェック

Andreassen博士は、ワーカホリックな人には他の依存症と同様の特徴があると考え、以下のような7つのチェックリストを作成しました。自分は大丈夫かどうか、ぜひチェックしてみてください。

(1)全くない
(2)稀にある
(3)ときどきある
(4)よくある
(5)ほとんどいつもそうだ

の5段階で答えてみてくださいね。

・どうやったら仕事をする時間を作れるか常に考えている

・本来やるべきより多く仕事をしている

・罪悪感、不安感、無力感、憂鬱などを払うために仕事をしている

・他の人に仕事を減らすべきだと言われたことがある

・仕事ができない状況になるとストレスを感じる

・趣味やレジャー、運動などを仕事のために犠牲にしている

・健康に悪影響があるほど働いている

この7つの項目のうち、4つ以上が「(4)よくある」または「(5)ほとんどいつもそうだ」だったあなたは、ワーカホリックの可能性があります。

日本の労働環境も
見直しが急務?

日本は戦後のサラリーマン文化の影響が強く、まだまだ長時間労働文化が根強く残っています。海外では、日本のサラリーマンはワーカホリックの代名詞とされることも珍しくありません。

情報化によりこれまでと社会の前提が変わってきた以上、グローバルな競争の中で生き残っていくためには、ノルウェーに倣って労働文化もどんどん変えていく必要があるのかもしれません。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。