寒くなると増える「肩こり」の6つの改善法
気温もグンと下がることもあり、これからの季節に多い悩みのひとつが「肩こり」です。
1年通して症状がありそうなイメージですが、とくに冬は寒さの影響で、筋肉が凝り固まりやすく、体の活動も制限されるので、血流が悪くなります。
そんな「肩こり」を、少しでも楽にする方法をご紹介したいと思います。
01.
「ミネラル」をとりいれる
血流が悪くなっている原因のひとつに、ミネラル不足の可能性があります。
ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどを取り入れることで、水分代謝が促され、徐々に血流が改善していきます。
一番手軽な方法として、ミネラルウォーター(500ml)を、1日かけて飲むようにしてみましょう。少しずつ違いを感じられるはずです。
02.
「クエン酸」で
疲労の原因を分解
クエン酸は、肩こりの疲労物質となっている「乳酸」の分解を促してくれます。
レモンのような柑橘類、パイナップル、いちご、梅干し、ローズヒップ、アセロラなどを取り入れてみましょう。
03.
コンタクトや眼鏡の
度を合わせる
眼は、神経と直結しています。さらに肩や首、腰なども背骨の太い神経から枝分かれしています。
メガネの度が合わないと眼精疲労になり、そのストレスと疲れが「肩こり」としてあらわれます。意外にも、こういったところに肩こりの原因があるかもしれません。
04.
同じ態勢を長時間
続けない
パソコンに向かい続けるようなデスクワークを行うと、体を動かす機会が少なくなります。集中しているうちに呼吸が浅くなり、血流が悪化し、さらには老廃物がたまって、筋肉が凝り固まってしまうのです。
「2時間に1回は、席を立って歩くようにする」
「お昼休憩は、少し外に出てみる」
など、体を動かすようにしましょう。
ずっと同じ場所に居続けることは気分的にも良くないので、仕事の効率を上げる意味もあります。
05.
マッサージや入浴で
血流を良くする
時々でもいいので、自宅に帰る前に整体に立ち寄って、マッサージをしてもらいましょう。
また、入浴中も肩までお湯に浸かって、自分の手でもみほぐしてあげるのもありです。いずれも、血流を改善する効果があります。
06.
肩かけカバンは
両方に均等にする
いつも同じほうの肩に鞄をかけていると、日々同じところが押し付けられることで、血流が悪くなってしまいます。また、体の重心が少しズレてしまい、肩こりにも影響するのです。
もしも症状がひどい場合はリュックタイプに変えてみたり、荷物の量を減らしてみたり、行きと帰りで持ち手を変えたりすると良いでしょう。