プレゼン資料で圧倒的に差がつく「5つのポイント」PART2
ビジネスは、アイデアを出し、それを形にして取引先に売り込み、お金の流れを作ることの繰り返し。つまりプレゼンに終わりはないのです!
せっかく斬新なアイデアを思いついたとしても、伝え方がマズければチャンスをモノにすることはできません。逆に言えば、スライドの佇まいで「お、この提案は一味違う!」という空気を作れるのもまた事実。極端な話、内容が同じなら、ビジュアルがすぐれているプレゼン資料の方が絶対に前向きな気持ちで聞いてもらえるのです。
そんなプレゼン資料作りのコツを、以下で見ていきましょう。
01.
アイスブレイクの作り方
アイスブレイクは、落語で言えば「まくら」。オーディエンスを一気に引き込み、自分の話に耳を傾けさせる空気を生み出すために、プレゼンテーションの入り方はとても大切。冒頭で「ここからどう本題へ?」という意外性を有効に使うのもひとつのテクニックと言えます。
「そんなこと言われても何も思いつかない…」という人のために、ひとつのヒントを。例えば、一味違う意外な季節感を使ってアイスブレイクを作るというのはどうでしょう?12月13日は「双子の日」なのですが、インパクト大な双子のビジュアルをカバーページに用いれば「なぜ?」という気持ちから、否が応でもあなたの発言に注目が集まるハズ。
ただし、それを本題とどう結びつけるかが本当の腕の見せ所ですけれど。
02.
動画を使う
イメージを膨らませるために用いるビジュアルも、動画ならその効果は倍増します。例えば、上の動画は「水資源の問題」をストック動画「だけ」で語ったもの。水の大切さ、ゴミや汚染問題をイメージさせるのに、動画ならではの圧倒的な説得力を感じると思います。
ただし、動画に説得力があるからと言ってインターネット上に転がっている動画を勝手に使うのはいただけません。例え閉じられた空間で行われるプレゼンといえども著作権には留意するべきです。
そこで重宝するのがストックフォトサービス。いまや動画も充実しているストックフォトなら、オリジナル映像を作る何百分の1の予算で、プレゼンにぴったりの動画が見つかることでしょう。
03.
統一したトンマナ&オリジナリティ
の作り方
プレゼン資料のトーン&マナーを統一しておくことも、説得力を高めるための重要なテクニックです。トーン&マナーを統一するには、資料に使うフォントを1種類だけにしておきましょう。数種類のフォントをバラバラと使うと、デザインにまとまりがなくなり、「イケてない」という損な印象を相手に与えてしまいます。
資料のオリジナリティを高めるには、資料作成アプリにデフォルトで入った図形ではなく、プロがデザインしたアイコンやイラストを使用すると効果的です。もちろん、それらも同系統でまとめるとトンマナを揃えることができますよ。
04.
「余白」をうまく使う
よく陥りがちなのが、プレゼン資料をリッチにすることばかりに執着して、過剰にデコラティブになった結果、本当に伝えたいコトが「埋没」してしまうという事態。
例えばアートを壁に飾る時、その絵のまわりには何も置かないのと同じように、本当に大切な部分=伝えたいコトのまわりには十分なスペースを設けることを心がけましょう。
05.
1ページで
言いたいことはひとつに絞る
1枚のスライドで最も伝えたいことはひとつに絞るべきです。同じスライド内に3つも4つも大事なことが書いてあると、プレゼンを聞いている人は覚えられません。
「資料は、よりシンプルに。小学生にも伝わるように」
よく言われることですが、徹底するのは意外と難しいので、常に念頭に置いて心がけてみてください。
もうひとつ、そのページで「伝えたいこと」が、関連したビジュアルとうまく結びつくとより強烈に記憶に残すことができますよ。
プレゼン資料
グレードアップの近道は
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