自分ではなかなか気づけないけど、あなたが「大人」になっている5つのサイン
成長って、自分ではなかなか実感しにくいものですよね。自分の意識としては、昔と全然変わっていない、まだまだ子ども、なんて気がするものです。
でも、誰だって自分では気付かないうちに少しずつ成長し、大人になっているもの。「Elite Daily」のライターKatie Matherさんが、「あなたが大人になっていることを示す5つのサイン」をまとめてくれました。
01.
面倒な家事が
自分でできるようになる
面倒くさい、日々の家事。子どものうちは「物事をやりとげること」と「その結果」を結びつけて考えることができません。キレイなベッドで寝るのが好きだけど、ベッドメイクをしようとしないのです。大学生の頃ですら、ちゃんと洗濯ができていたという人は少ないのでは?
だけど、ある時から、着る服がなくなる前に毎週ちゃんと洗濯をするようになります。朝にやるべき雑用のチェックリストをまとめて、1日でそれを終えられるようになる。車のエンジンライトの調子が悪いなと思ったら、大丈夫だろうなんて思わずに修理の予約を取る。
つまり、めんどくさい雑用もやるべきことだと理解し、先延ばしするよりもやってしまったほうがいい、と感じられるようになるのです。これが「成長」した証。
02.
ムダな出費が減って
貯金が増える
欲望のまま食べたり、「自分へのごほうび!」なんて言って新しい服を買い込むのではなく、出費を抑えなければそもそも貯蓄はできないんだ、という当たり前のことに気づく日がやって来ます。そして予算を立て、それに従うようになるのです。
貯蓄用の口座にお金を移すのは当たり前になり、もちろん貯蓄に回したお金に手をつけるなんてこともありません。請求書は毎月自動で払われるように設定してあって、光熱費を払い忘れることもないでしょう。
計画を立てて、貯蓄を徐々に増やすことができるのようになったら、あなたが少しずつ大人に近づいている証拠です。
03.
自分のお金で
大きな買い物をしたとき
両親から経済的な支援を受ける必要がなくなるのも、自立のサイン。
もちろん、大人になったって両親からプレゼントをもらうことはありますが、自分の買いたいものをねだるようなことはありません。
家や車など大きな買い物をするために自分でローンを組んだり、事故にあってしまったときのために保険を用意しておいたり。
経済的に自立するということは、自分の責任を自分で取るということ。そうすることで、ひとりの大人として、両親の許可や援助のない生活を始めることができるのです。
04.
両親の助けが
必要なくなる
大人になってからも、両親は「困ったときはいつでも電話しなさいね」なんて言ってくれます。だから私たちも「困ったときは両親がいる」ということや、うまくいかないときに頼るということに慣れてしまっているもの。
でも大人ならば、誰かの助けを借りずとも物事に対処することができるようになるものです。車をこすってしまったらママじゃなくて修理屋さんを呼ぶとか、両親のアドバイスを求めずに上司に交渉できるようになる、とか。
つまり、両親だって物事への対処法を生まれつき知っているわけではなく、時間をかけて学んできているんだ、と気づくことが大切です。あなただって時間と経験さえあれば、同じように大人になれるはずなのです。
05.
両親と、一緒の時を
過ごしたいと思う
両親との関係が和らいできたら、あなたが大人になっているというサイン。
親元にいるとき、両親が敵に見えてしまったり、自分のことをわかってくれない人たちだと感じたこともあるでしょう。
でも、自分が成長すると、両親に共感する部分が増えてくるのです。彼らが経験した苦労や、似たような経験を共に語り合うことができるようになります。
大人になるということは、自分の両親と初めて目と目を合わせて見つめ合うようなもの。彼らがいつまでもそばにいてくれるわけではないのだと気付き、時間があるうちに両親との絆を深めて、楽しい時間を持ちたいと思うようになるでしょう。
こうして、誰もが少しずつ大人になり、両親の助けなしでも生きていけるようになっていくのです。