「大人な関係」と「子どもの関係」。恋愛で決定的に違う9のこと
大人の関係って何だろう。愛って何だろう。考え始めた瞬間から、それは非常に難しい問題に変わります。
つねに確かめ合う愛は、大人の関係とは言えません。お互いに求めすぎる関係も、大人とは言えないかもしれません。それでは成熟した「大人な関係」と、まだ未熟な「子どもの関係」とでは、一体なにが違うのでしょうか。
「Elite Daily」のLauren Martinさんのコラムは、その違いについて教えてくれるものでした。
01.
「愛してる?」
確かめ合う愛は弱すぎる
子どもの関係では、常に確認したがります。
「愛してる?」「あの子、誰?」「私のこと好き?」
同意を得て安心し、愛を確認したいがために問いかけます。大人な関係では、そんな質問は不要です。なぜなら、彼らはすでに答えを知っているから。
02.
「私が1番だよね?」
独占欲が強すぎる
子どもの関係は、常に不安と隣り合わせ。
「いつもあなたと一緒にいたい」「あなたでいっぱいなの」「あなたの全てを知りたいの」
カラダの隅々まで隙間なく、相手の全てを知りつくすことで、自分の弱さにフタをします。
大人な関係は、全てを知らないことさえ認めて共にいるのです。なぜなら、全てを知ることが、共にいるための条件ではないからです。
03.
「こっちが好きでしょ?」
自分の価値観を押し付ける
子どもの関係は、時としてわがままです。
自分の好きなものは相手にも好きになってもらいたい。心のどこかでは相手を支配して、意のままにしようとしているだけなのです。
大人な関係では、お互いを認めます。相手の趣味、興味、その他すべてを自立している個人として認め、違いを楽しみます。そこから愛が始まると知っているのです。
04.
「同じ布団でずっとゴロゴロ」
ただ長い時間
一緒にいることが幸せ
一緒に迎える朝の心地良さは何物にも代えがたい瞬間。陽の光を浴びながら、あたたかい布団に一緒にくるまる相手がいる…。その温もりをひとたび感じてしまったら、一日中離れられないかもしれません。でもそれは、ただの子どもの関係です。
大人な関係は、体を共にしているだけではありません。2人だけで実現できる幸福や目標に向かって、お互いに1番の応援者でいられるのです。
05.
「メッセージの長さが大事」
形に残るもので
愛を確かめあう
テキストメッセージは、離れていても通じ合えるツールです。しかし、それは送った瞬間に「過去」のものとなります。その過去について、子どもの関係だと常に言い争いになるでしょう。
「言った」「言わない」「いや、言った」…。
証拠が残っているかぎり、ケンカは続きます。また、時にはテキストメッセージの「長さ」が、愛をはかる指標になってしまうことも。
大人な関係は、形に残るメッセージをそれほど重要視しません。彼らは「過去」ではなく、常に「未来」と戦っているからなのです。
06.
「2人でひとつだよね」
一心同体になろうとする
自立した人同士が愛し合っているのではなく、2人でひとつという考え方をしていませんか?
相手と一心同体ですべてを知っておきたいし、すべてを知っておいて欲しい…。大人な関係では、お互い自分自身のことをよく知っていて、すべてに干渉しようとはしません。
07.
「なんでその人と付き合ってたの?」
相手の過去まで求める
子どもの関係は、過去や今まで相手がつくり上げてきた全てに嫉妬します。ついには疑心暗鬼になり、自分と比べて自信を失いかけるのです。
大人な関係は、そんなことはしません。相手をつくり上げてきた全てに感謝こそすれ、過去を恐れることもありません。それよりも、これから一緒につくる未来を見ています。
08.
「すべて計画通り」
決めたレールの上を走る
全ての出来事に、間違いや無駄なものはありません。しかし、なんでも計画的に決め込もうとする愛もあります。そして計画的にいかなかったらあたふたしてしまう…。
しかしそうではなく、不測の事態を含めた全ての出来事を受け入れ、そして楽しめることこそが大人の愛なのではないでしょうか。
09.
「受け入れられない」
過去が気になってしまう
時には汚点と思えることや、忘れたい過去もあるでしょう。大人な関係は、それを受容することができます。解決策を探し、共に乗り越えて、新しい未来を一緒につくっていくのです。