「忙しくて会えない」の、本当の理由を知っていますか?
好きな人に出会えたら、ほとんどの人は逃すまいと必死に会う時間をつくろうとするでしょう。しかし、どんなに順調だと思っていた片思いも、このひと言で一気に雲行きが怪しくなります。
「忙しいから会えない」
恋に盲目な人たちは、「忙しいなら仕方ないか」とポジティブに考えるかもしれません。でも、それこそが不毛な恋のはじまり。「Elite Daily」のライターSara Woznickiさんの記事を読んでみてください。なんとなく気づいていた、現実を受け止めましょう。
なぜ!?
急に忙しくなる「彼」
私:(メールで)今日はどんな1日だった?
彼:(6時間後)遅くなってごめん。今日はすごく忙しかったんだ。おやすみ。
私:(2日後)ねぇ、今週末飲みに行かない?
彼:(1日後)ごめん、最近ほんと忙しくて。また今度で。
こんな会話に、身に覚えはない?気になる相手と距離を詰めたくて頻繁にメールしたり、デートを重ねたり。なのに、急に相手が忙しくなる…。
仕事が立て込んでいたり、友だちと飲みに行ってるのかもしれない。もしかして、謎の病気にかかったり、旅行が当選したのかも。
いろいろ考えてみても、理由なんてわからない。
「忙しい」に隠された
本当の意味とは…
でも、仕事や家族、会社の付き合いやちょっとした用事なら誰だってあるし、みんなそれぞれ忙しいわ。はっきり言って、私とは比べものにならないほど「忙しい」なんてことはあるわけない。
だって、みな平等に1日24時間なんだもの。たとえば私は、朝起きて、シャワーを浴びて、仕事に行って、ジムに行って、夜ごはんを食べて、就寝する。毎日24時間、なかなか忙しく過ごしていると思うの。だから、相手と予定が合わせるときは2つの選択肢のうち、どちらか。自分のスケジュールをずらして相手に合わせるか、そうしないか。
ね、わかったでしょ?
もしも今「すごく忙しい」ばかり言ってくる人がいるとする。本当の意味は「キミに会う時間をつくるより、自分の生活のルーティンのほうが大事」ということ。
「忙しい」相手を
待つ必要なんてない
私も過去に「忙しい」っていう言い訳を使ったことがある。ある人が急に誘ってきたんだけど、もう別の予定が入ってて。もしその人に本当に会いたかったとしたら、私は予定を変更してでも彼の誘いを受けるはず。もしくは、彼にその予定に合わせてもらう提案をするとか。
「私、AとBをする予定なんだけど、その間にあなたがCできるっていうなら会えるんだけど…」
みたいにね。それか、次の日に彼と会う時間をつくるとか。
彼と会う気がない場合は、私も「忙しい」っていう使い古されたフレーズを使うわ。でも、これはただ「忙しい」って言ってるわけじゃなくて、こんな意味もあるの。
「あなたと近いうち会いたいとは思ってないの。ちゃんとした言い訳を考えることさえ面倒だし、他に都合のいい日だって教えたくないわ…」
相手が「忙しい」と使ったら、素直にそれを受け入れないでほしい。この人は、自分に割く時間を優先したくないんだってことに気づいてね。
そしてきっと、次にその人があなたを誘うとき、あなたが「忙しい」って言葉を使う。ふさわしいのは、あなたのためだけに時間をつくってくれる人。それだけは忘れないで。