20代の貯金があなたに不幸をもたらす「7つの理由」

老後のために生きる人のことを、「老人」って呼ぶの。 

貯金をしていた頃の私は、どこか気が狂ったようだった。いつも不安で、人生を謳歌する時間を失いながら、通帳の残高に心を奪われて大いそがし。20代のくせに、未来への心配だけはまるで40代のよう。

自分のためにお金を使うことが、なぜ後ろめたく感じていたんだろう?親が貯金を勧めるのは"いざという時"のため。だけど親が20歳の頃とは環境が違うし、時代も違うというのに。

いい加減うんざりして、自分のために惜しみなく使うようにしたら、崖っぷちの人生を生きたほうが、むしろ稼げるってことに気がついた…。

気持ちいいくらいにハッキリと主張するのは、女性ライターLauren Martin。20代真っただ中の私は、最初彼女のメッセージに面食らってしまいましたが、同時にスッキリ。激しく共感してしまいました(すべてに納得、というんじゃないけど)。

心のどこかで「貯金なんてバカらしい」と思いつつも、それを続けている20代って、少なからずいると思うんです。では、なぜ彼女が「今すぐやめるべき」と訴えるのか、その言い分がこちら。

01.
貯金にばかり気がいき
視野が狭くなる

退職後の生活を気にかけて人生を歩んでいるなら、今すぐやめたほうがいい。お金をかけずに、自分の名を世界に轟かせることなんて無理だもの。自分のお金を楽しむ贅沢ができないなら、稼ぐ意味はもうないんじゃない?

02.
未来に賭ける勇気がなくなる

20代から貯金をしている人は、高い目標を持つことを避けたがるもの。頂点まで登りつめるゲームを諦めて、2軍で満足してしまった人たち。

03.
お金を維持すること、
それだけに心を囚われてしまう

失うものがなければ、すべてを手に入れられる強さを得られるのに。銀行に数千ドル貯金があるだけで、人はおどろくほど用心深くなってしまう。今は守備を固めるときじゃなく、自分の手札を広げる時間にすべき。

04.
人生の主人公が
「お金」になってしまう

銀行に預けたお金が、あなたにどんな思い出を与えてくれるのだろう。家に閉じこもって、貯金にかかる金利とにらめっこしている人が、交流を広げて成長していけるわけがないもの。

人生は能動的に進むものであって、賃貸一律のアパートの中から傍観しているものではない。

05.
自分と向き合う時間を失う

「死」を意識したら、お金を使うことも楽になるもの。ぼんやりした不安にいつまでも囚われているのは、将来の計画を立てられていない証拠。貯金をする前に「自分がどうなりたいか」を、まずは考えるべき。

06.
「自信=お金」になってしまう

予期せぬ事態のために備えることはいいこと。でもガス抜きや、ストレスを発散する方法も覚えなければ、いずれパンクしてしまう。勉強も、仕事もある程度できれば、就職のチャンスはいつだってある。経済のことばかり心配していないで、経験にもっと投資するべき。

07.
人生における財産は
お金ではない

40歳になったとき、このお金によって「安心できる未来」が本当に待っている?40まで仕事をしていれば、それなりのスキルとキャリアを手にしているだろうし、信頼もできて、今よりも稼いでいることは想像がつく。そんなとき、20代のころの貯金を見て、切なくなるに決まっている。

これまでできなかった経験や、会えなかった人たちと出会えるほうが、むしろ未来の財産になっていたはず。きっと、若さを楽しめなかったことを悔やむのでしょう。

「過去の自分は、未来について気にし過ぎていた」そう気づくには、あまりにも遅すぎる。

Licensed material used with permission by Elite Daily
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