「タトゥー界のピカソ」によるキュビズムの入れ墨
20世紀初頭、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックによって創始され、その後多くのフォロワーを生んだ現代美術の大きな流れのひとつにキュビズムがある。
ルネサンス以来、定説だった一点透視図法(単一焦点による遠近法)を放棄して、複数の視点から見たモノの形を1つの画面に収めるこの手法は、「立体派」とも呼ばれている。
そんな西洋画からインスピレーションを得て、肌というキャンパスにユニークな入れ墨を描き続けているのが、ロンドン在住のタトゥー・アーティストMike Boyd。ここに紹介するタトゥーを見れば分かるように、どれもが異彩を放っている。
アートをまとう。
タトゥー界に新たな潮流
Mikeのモットーは、旅に出かけて出来るだけ多くのことを見聞して作品に昇華させること。タトゥーのモチーフが、世界のどこからピックアップされたものかを想像する、という楽しみも見る側に与えてくれる。
ではもう一度、トップに戻って。 芸術は一度見たくらいじゃ理解できないからね。