「弱さを受け入れる」ために、うつ病の苦しみを冒険に変える。

霧に包まれた暗いジャングルを旅する人。神秘的な感じもする世界は、「うつ病」と戦うために生まれたものなんです。

ポーランドを拠点に活動するアーティストのDawid Planetaさんは、自身の心の病と向き合うためにこの作品を作り始めました。弱い部分から目を背けるのではなく、しっかりと向き合い立ち向かおうとする彼の絵からは、どこか希望も感じられるのです。

闇の中から聞こえる「心の声」

じっとこちらを見つめる巨大動物。この生き物をどう感じるかで、自分の心と向き合える。

どんな場所を旅していても、自分を見失わずに目的地に辿り着くことが大切。

恐怖から生まれた怪物から、目を背けてはいけない。

ただ、闇雲に奥へと進んでしまうと、思わぬ危険と遭遇してしまうかもしれない。

想像できないような出来事が起こったとしても、まずはその現実を受け入れよう。

目に見えていることだけが、重要なのではない。

恐怖に負けてしまえば、全てはそこで終わってしまう。一歩ずつでいいから前に進んでいこう。

未知の土地に潜む巨大な生物は、恐怖と危険の象徴。だけど、ジャングルに秘められているのは不安な気持ちだけではないのです。

まだ見たことのない知らない世界での冒険は、心の奥にある好奇心を刺激します。この写真は、人々の心が迷子にならないようにするための道しるべにもなるかもしれません。

Licensed material used with permission by Dawid Planeta, (Facebook)
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。