限界を超えて働き続ける人々の「悲しみと痛み」

終電まで続くサービス残業はもはや日課で、会社のために身を粉にするのが美徳。今の世の中で、それが推奨されることはないでしょう。しかし、まだまだ「社会の闇」が存在するのも事実だと思います。

もう、働くことに疲れた……。もし、こんな悩みをもつ人がいたら、画家である石田徹也さんの絵を見てください。人々の「悲しみと痛み」を表現する彼の絵は、自分の心と向き合うキッカケになるかもしれません。

そっと、本当の自分を隠す

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作品名「引き出し」/1996年に制作

人知れず自分を葬り去る前に、なんとかしないと…。

楽しい食事ってなんだっけ?

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作品名「燃料補給のような食事」/1994年に制作

ただ、お腹が空いたから食べるだけ。楽しい食事を忘れてしまった。

負け戦

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作品名「兵士」/1996年に制作

武器も気力もない。兵士のように戦い続けることが正しいのか。

あなたに全てを捧げます

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作品名「社長の傘の人」/1996年に制作

社長のために、今日もせっせと働く日々。

全身全霊で

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作品名「大車輪」/1995年に制作

身も心もバラバラですが、全力で走り続けますよ。

忘れてしまった

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作品名「飛べなくなった人」/1996年に制作

空を飛びたいけれど、もう飛び方すらわからない。

癒しの空間

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作品名「トイレに逃げ込む人」/1996年に制作

ここが、唯一の安全地帯。

ただの部品ですから

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無題/1997年頃に制作

闇雲に頭を下げているうちに、人間ではなくなってしまった。

淡々と

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無題/1995年に制作

マニュアル通りに話せばいい。頭を使う必要なんてないんだから。

求められるのはスピード

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作品名「SLになった人」/1995年に制作

とりあえず、早く走ればいいんでしょ?

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作品はすべて、1990年代から2000年頃に制作されたものです。それでも、現代に疲れてしまった人たちにとっては、共感できることが多いのではないでしょうか。絵の中のサラリーマンのようになる前に、じっくりと働き方を見直すのもいいかもしれません。

少し先の話ですが、今年の12月から平塚市美術館の企画展で、石田さんの作品が4点展示されることが決まりました。以下の情報をチェック。

【展覧会情報】
・展覧会名:「なんだろう展」
・会期:2017年12月9日〜2018年2月25日
・時間:9:30~17:00(最終入場時間 16:30)
・休館日:月曜日(年末年始他休館、詳しくは美術館までお問い合わせください)
・会場:平塚市美術館

Licensed material used with permission by @TETSU collection, (Facebook)
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