「愛」における7つの誤解
「恋愛体質」であることは、ごく普通だと思うんです。だって、誰だって愛されたいと思うものだから。ただ、愛情を貪欲に求めすぎてアプローチの仕方を間違えてしまうと、その恋愛は悲しい結末に…。
そうならないためにも「Your Tango」のKelly Garnettさんが教えてくれる「恋愛で誤解している7つのこと」を参考にしてみてください。恋人との時間を楽しむために、まずは恋愛との向き合い方を変えてみては?
01.
依存しなくてもいい。
強い絆で結ばれるのは、どんな関係にも大切なこと。でも、ちょっと離れてしまうだけで心にぽっかりと穴が開き、自分を見失ってしまう…。そんなどうしようもない状態を俗に「恋愛依存症」と言います。
本当に心から通じ合えているパートナーであれば、お互いに相手の励みになり、刺激を与え合い、相手がいることでひとりでは見出せなかった可能性が開ける。たったそれだけなのです。
わかりやすく例えると、恋人はあくまでも飾り付けの「アイシング」。決して「ケーキ」ではありません。
02.
苦しんでまで関係を続けなくてもいい。
愛で傷つく必要なんてありません。本当はもっと簡単で、楽観的なもの。束縛することなく、もっと自由でいいのです。さらにソウルメイトとも呼べる相手に出会えれば、人生はより素晴らしいものになるでしょう。
もし相手があなたを責めてくるようであれば、それは「ミラーリング効果(同調効果)」の可能性が…。自分の気に入らない部分が相手にもあると、ついきつく当たってしまう。これは最低な行為なのです。
03.
自分を犠牲にしなくてもいい。
飛行機に乗ると、まずは自分の身を守る安全装置の説明がありますよね?「まずは自分」、それは恋愛でも同じなのです。自分を愛することが第一です。そうでなければ、誰かを愛することは難しいでしょう。
だから、相手の幸せを優先するあまり自分を見失わないでください。相手が何を求めているのかを理解しつつも、自分らしくいられる方法を導くのです。
04.
パワーバランスは気にしなくていい。
偏見を持たず、相手を見下さない。その関係性こそが愛。相手を受け入れ、敬い、支え合うべきなのです。
05.
心の溝を、愛で埋めなくてもいい。
人生に物足りなさを感じても、それを愛で埋めようとしてはいけません。それは残念ながら、愛ではなく飢え。本当に自分を愛せている人は、どんな状況でも自分がどうあるべきかを見失わない人。恋愛は自分の理解を深めるためのひとつの「ツール」であり、根本を変える必要はないのです。
愛は、どんな人の心にも宿るもの。愛する人ができると活性化し、愛情が内から溢れ出るようになれば、長く続いていくでしょう。一方で薄っぺらい愛は、すぐに消えてなくなります。
恋に「落ちる」なんて言いますが、恋することで人は「広がっていく」と言ったほうが正確なのかもしれませんね。
06.
「誰かを幸せに」しなくてもいい。
自分を幸せにできるのは、自分だけです。
相手からすべてを与えてもらおうとしてはいけません。平等な関係にこそ愛は築かれるものなのです。
そう、愛は「オプション」のようなもの。愛だけで人生は「完成」しません。
07.
愛に固執しなくてもいい。
自ら打ち切らない限り、愛はなくなることもなく、褪せることもないでしょう。時には拒んだり、忘れたくなることもあるかもしれません。それでも決して消えることなく、いつも心の中にあるのです。
愛とは動詞。流れるままに受け取ればいい。
愛とは冒険。日々変わりゆく相手と「はじめまして」を何度も繰り返せばいい。
どれだけ愛を自覚できるか。どれだけ心を開けるか。もしかしたら、とてもスピリチュアルなものなのかもしれない。
最後に。愛する人に対して感謝の気持ちだけは怠らないでください。そして、愛は「喜び」であることを忘れないようにしたいものですね。