どうしても恋愛ができない人に、知ってほしい「10のコト」
恋愛って難しい、恋愛に自信がない、人と距離を縮めるのが怖い…。これは、大小の差はあれど、男女関わらず抱えている悩みのはず。何かしらの理由でコンプレックスを抱えていたり、男性不信・女性不信に陥っていたり、親の影響でトラウマがあったりする人は、なおさらでしょう。
そう悩んでいるあなたに力強いアドバイスを送ってくれるのは起業家のポール・ハドソン氏。彼は人生の成功や失敗の要因について日々研究を行っている人物ですが、「恋愛」もその対象の一つだとか。「ELITE DAILY」に書かれたアドバイスは、男女問わず必見です。恋愛に対する不安が払拭されるかも。
私は心配なんだ。若い人たちはなんだか恋愛に諦めのような感情を抱いている。デートするためにデートしているようなことも見うけられる。この意味がわかるだろうか?わからないということは、きっと多くの人が愛するということを理解できていないということなのだ。
01.
愛と幸福は
育てるものだ
私たちの世代は、モノで確実に豊かになった。物理的な距離感をほとんど感じなくなり、そのせいもあってか心の距離を近づける必要がなくなった。わかり合おうとすることが大切なのに、私たちは努力を怠っている。心の交流こそアナログであれ。当たり前だが、気持ちは伝えないと届かないのだ。
瞬間を生きる君たちへ伝えたい。人生の長さをもっとよく考えることだ。目先の満足なんて、人生の1ページの中でほんの数行にしかならないのだから。
02.
アルコール入りの愛情は
混乱を呼ぶ
お酒やドラッグなど、私たちは瞬間的な快楽に溺れることがある。悲しいことを忘れるため、苦しい環境から脱出するために、逃避に走る。感情が急激に高まり、強烈的な愛情を感じることができるかもしれない。だが、結局のところそこから得られるものは混乱でしかない。真実からは遠ざかっていくだけだ。
03.
カラダだけの関係より
「孤独」の方がマシ。
一年で複数の人と寝る。ふつうのことだ。でも、時々虚しさが心をよぎりはしないだろうか。さみしくて、一夜を共にする。でも行為の時やそのあとになってより深く孤独を感じる。意味のない人と、体を重ねるのはやめにしよう。愛が余計にわからなくなるからだ。SEXで孤独になるくらいなら、今夜は独りで過ごそう。愛を忘れないために。
04.
自分の欲求だけではなく
誰かと何かをする喜びを
世界の中心にいるのはもちろん自分だ。それは変えられない。ただ、私たちがこの社会の中で、誰かと共生していく他ないのは事実。時には共感して、わかり合いながら、共に生きていくしかないのだ。そして、自分の欲だけで生きるのをやめたときにこそ、初めて誰かと生きることができるようになる。
05.
「デートをすることが目的」
のデートは時間の無駄
デートはスポーツになってしまった。若い世代にとっては、気晴らしのためにするものに感覚は近いかもしれない。しかし、私たちは愛するべき人と出会うためにデートする。
愛することとデートを重ねることとは本当のところ関係ない。ただただ時間を共有することだけが愛情だと思い込みがちだが、中身のない時間をどれだけ過ごしたところで、相手のことも知れず、自分のこともわかってもらえず、ただただ出会うべき人と出会うタイミングを逃して続けているに過ぎない。
06.
歩み寄りは
すべてではない
妥協は最善の策だろうか。時には苦い薬を飲まなければいけないこともある。そして、意見の相違があってこそ分かり合えるチャンスがあるのだ。我慢して歩み寄ってばかりいても一生誰かと深い関係にあることはない。時には真正面から向き合う勇気も必要なのだ。
07.
おとぎ話と現実は違う
子どもの頃によく聞かされた昔話や大好きだったストーリーの数々。それらは必ずしもハッピーエンドではなかった。が、物語というものは人々の想像を裏切ることも目的の一つ。だから現実とは違う。答えはシンプルだ。
08.
「完璧」になろうと
しないこと
人はよく完璧を目指すがそんなものは存在しない。そして、完璧を目指そうが目指さまいが失敗した時の痛みは本物だ。それは期待との落差が大きいほど強くなる。他人のことはよく見えるものだ。
09.
パートナーと歩む人生こそが
「幸福」
私たちは、個人の生産性や成長に集中することができる時代に生きている。自分のために一生懸命になれたことを誇りに思う。夢や目標を持ち、努力してきた。ただ、自分のことに打ち込む一方でパートナーの存在をおろそかにしてはいないだろうか。
愛する人を見つけることは、人生において最も大切なことだ。なぜそれに気づかないのか、私にはわからない。
10.
不器用でもいい
ありのままの愛を伝えよう
愛ってのは面倒くさい。混乱もする。新しいパートナーができて、生活が変わって、必然的にどんどん複雑になっていく。正直なところ愛することで何かがよくなるのか、悪くなるのか、私には答えられない。
世界に同じ人はひとりとしていない。わかり合うことにも愛することにも労力が必要だ。それには上手いも下手も関係ない。ひとつだけ言えることがあるとすれば「愛することを諦めたら、幸せになれない」。ただそれだけなのだ。
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