新幹線や飛行機での移動に「スペインのトラベルピロー」。
スペインと言えばシエスタ。やはりお昼寝にはこだわるお国柄なのか、スペインから登場した〈Studio Banana Things(スタジオ バナナ シングス)〉は、革新的なデザインの枕で次々とヒットを飛ばしています。
同社を代表する「オーストリッチピロー オリジナル」は、日本でも随分話題になりました。頭をすっぽり覆ってしまう枕を見たことがある人もいると思います。
僕も使ってみたことがあるんですが、たしかに寝心地はいいです。
ただ、見た目が斬新すぎて、オフィスはまあいいとしても、新幹線や飛行機に乗る時にトラベルピローとして使用するのは勇気がいります。
僕にとって〈Studio Banana Things〉の枕は「機能は文句ナシだし、モノとしてはおもしろいけど、日常には取り入れにくい」という位置づけだったんですね。
ところが最新作の「オーストリッチピロー GO」は、一般的な首に巻くタイプのトラベルピローのかたちを踏襲しているので、安心して公共空間で使えます。
アシンメトリーなデザインですが、いざ着けてみると、肩と首がとてもラク。反発にこだわったという形状記憶クッションに頭をゆだねると、とってもおさまりがいい。座ったまま眠るのが苦手という人にこそ試してもらいたい感覚です。
カバーが取り外し可能で、洗濯できるので、常に清潔に保てるのもうれしいですね。
まだ手に入れたばっかりですが、旅行や出張には手放せなくなりそうです。
松崎良太/きびだんご株式会社 代表
プロジェクト成功率約80%というクラウドファンディングサイト「Kibidango」の代表。国内外の最新アイテムを誰よりも先に試してみるのが楽しみ。
Photo by 元家健吾
今、僕らがリアルに使っているもの、使えるもの。『ビー』の記事は、毎日1本公開中です。