【爆笑】見た目がギャグすぎる「トラベルピロー」。でも、使い心地は折り紙つき!
クラウドファウンディングで思うように出資が集まらず、幻の商品に終わってしまうプロダクトは数知れません。ここで紹介するアイテムも、もしかしたらそのひとつ。
名づけて「Pretzel Pillow」、アイデアは良いんです。しかし……ナゼ?
開発者の熱意が、
ビミョ~にだけ伝わる動画
このPretzel Pillow生みの親は、LAに暮らすChristopher Pouyさん。なんでも、パイロットの父と元キャビンアテンダントの母を持つ彼は、それが当たり前のように、小さい頃から空旅をしてきたそう。ところが、飛行機の中で一睡もできない。その理由を紐解いていったとき、Pouyさんはトラベルピローの大部分が主に首まわりをサポートするもので、腕にはなんの支えも無いからだという見解に至ったそうです。
分かるようで理解できない……彼の商品開発への動機を補足するのがこの動画。ところが、いささか奇をてらい過ぎたようで。刺さる人には刺さる、まずはそんな動画からどうぞ!
究極(?)のトラベルピロー水先案内人は、ヘンテコCA
ちょっぴりセクシーなキャビンアテンダント(CA)。彼女が救命胴衣の代わりに使い方を説明するのは、なぜかプレッツェル型のクッション。
それがこちら。柔軟なポリエステル綿を使用しているそうです。では、なぜこの形になったの?その答えが「腕を寝心地いい最適なポジショニングにするため」、とPouyさん。
どうやって実際に使うかは、以下で紹介していきましょう。これが……ツボる!
01.T-REXスタイル
まずはプレッツェル、いやピロー中央の穴に首を通します。ここまではどのスタイルでも一緒。この状態で両サイドの穴に内側から手を通し、手首だけを出すのがT-REXスタイル。
おすすめは、機内や電車の中など3人がけの座席で真ん中に位置してしまったような窮屈な状態。脇をすぼめた体制でも無理なくリラックスができるそう。もちろん、スマホもこのままの体制で操作OK。
02.おネンネしましょスタイル
T-REXからさらに両腕をプレッツェルに絡ませ、自分の肩を抱く格好。まるで自身をハグしているかのようなこのスタイル。
よく腕を組んでうたた寝をする際、乗り物の揺れで脇の下から腕がストンと落ちてしまうことがありますよね。それをカバーするのがこのPretzel Pillowだと、言いたいんだと思います。
03.べったりハグスタイル
最後は、誰かに抱きしめられているようなホールド力の「べったりハグスタイル」。こちらは、T-REXのように内側からではなく、外側から腕を回し入れて両腕を抱くイメージです。
こうすることで、より首周りのサポート力を得られ、いっそう心地よさがUPするとかしないとか(笑)。これで他人に寄りかかる心配もなし、ホント?
と、ここまで見てきていかがです?コンセプトはいい。間違ってもいない。ただ、いざ自分が使用している時のことをイメージしてみれば、どこか恥ずかさが勝ってしまうというか…。
現在、目標額に対して50%を切る厳しい状況ですが、Pretzell Pillowへのクラウドファウンディングは、2016年5月中旬段階でまだあと20日あまり。Pouyさん曰く、出資が成功しなかった場合は潔くあきらめるつもりなんだとか。さあ、ここから起死回生の大口投資が表れるか!?興味のある人はこちらから。