一緒に卒業アルバムに写った「介護犬」の写真があたたかい!
バージニア州の高校で、生徒一人ひとりの顔写真が並んだ卒業アルバムに、ちょっと見慣れない「犬の写真」。
このワンちゃんの名前は、Alpha。重い糖尿病を抱えるAndrew Schalkくんの高校生活を、側でずっと支えてきたパートナーです。
何度も命を救ってきた
介護犬
Alphaはその優れた嗅覚で、Andrewくんの血糖値が下がると前足で伝え、何度も彼の命を救ってきました。彼にとっては生きるために必要なパートナーであり、もちろん学校生活を送る上でもAlphaの存在は、なくてはならないものでした。
しっかり、名前も載っています。
しっかり学校への入場証であるIDカードを持ち、まるでひとりの生徒のように教室に通います。クラスメイトたちも、犬のAlphaをクラスの一員として迎え入れていました。
学校も快諾!
そして卒業のとき。彼は卒業アルバムに「一緒に加えて欲しい!」と申し出たのです。
彼にとってはAlphaのおかげで成り立っていた学校生活であり、大切なクラスの仲間でした。
そしてその想いは、彼だけのものではありませんでした。クラスメイトたちも、そのリクエストに大賛成。学校側も快諾してくれたのです。
その卒業アルバムの写真がTwitterに投稿されるやいなや、大きな話題に。
少年と介護犬の心温まるエピソードは世界中に広がり、学校側の対応にも賛辞の声が多く寄せられました。
これからもふたりで協力しながら、幸せな人生を過ごして欲しい。そう願わずにはいられないエピソードでした。