【11月1日は犬の日】きっと、犬たちをギュッと抱きしめたくなるエピソード11選
犬好きも、そうでない人も、あらためて犬のことを考え、犬を知り、犬をかわいがる日、それが11月1日、「ワン・ワン・ワン」で“犬の日”です。
今までも、これからも、犬は私たちの大切な家族であり、相棒であり、親友。
そんな彼らにまつわる、ほっこりする話から、胸が締め付けられるような切ない話まで、計11話を紹介します。
そばにいる犬たちをギュッと抱きしめて、今まで以上に大切にしようと思うようなエピソードばかりですよ。
瞳を持たずに生まれてきた
「セラピー犬」
瞳を持たずに生まれたにも関わらず、とても明るい性格でニコニコ幸せそうに毎日を過ごすゴールデンレトリバーの「スマイリー」。
心の病を持った人々や、障害のある人々からセラピー犬として愛され、これまでに笑ったことのなかった患者が、スマイリーと出会ったことで笑顔を取り戻すなんてこともあったそうです。
一緒に卒業アルバムに
写った「介護犬」
バージニア州の高校で、生徒一人ひとりの顔写真が並んだ卒業アルバムに、ちょっと見慣れない「犬の写真」。この犬の名前は、Alpha。重い糖尿病を抱えるAndrew Schalkくんの高校生活を、側でずっと支えてきたパートナーです。
卒業の時、Andrewくんは卒業アルバムに「Alphaも一緒に加えて欲しい!」と申し出ます。彼にとってはAlphaのおかげで成り立っていた学校生活であり、大切なクラスの仲間だったから。
そしてその想いは、彼だけのものではありませんでした。クラスメイトたちも、そのリクエストに大賛成。学校側も快諾してくれたのです。
殺処分前の犬が「お花」と
一緒に写真を撮ったら……
ここに紹介するかわいいワンちゃんたち。花のオーナメントを頭に乗せて、どの子も愛嬌たっぷり。
でも彼ら、ピットブル(Pit Bull)と呼ばれるアメリカで闘犬用に改良された犬なんです。彼らに待ち受けているのは、「安楽死」という悲しい現実。そこで一人のフォトグラファー・Sophieさんが立ち上がりました。
Sophieさんの写真の効果は大きかった。これまで、じつに600匹以上のワンちゃんたちがイメチェンした写真のおかげで、新しい家族の元へと迎えられています。
余命半年の宣言を受け
愛犬と旅に出た男性
クーグラーさんと愛犬のベラは、9年以上仲睦まじく生活を共にしてきた、かけがえのない家族同士。
ある日のこと、そんなふたりに衝撃的な事実がつきつけられました。
「ベラは悪性骨肉腫です。がんが肺に転移しています。今日脚を切断するか、それとも諦めるか、どちらか選ばなければいけません」
ベラは片足を失いました。それだけではありません。残された余命はたった3~6ヶ月ほどだと言います。つらすぎる事実、クーグラーさんは、悲しみに打ちひしがれました。
そして彼は仕事を辞め、ベラと最後の旅に出たのです。
保護施設から引き取られた
「心やさしき闘犬」
ニューヨーク在住のレベッカさんは6年前、アリゾナ州フェニックスの動物保護施設から生後3ヶ月のピットブル犬・Bubbaを引き取りました。
ピットブルに対しては、攻撃的で獰猛な闘犬のイメージを持っている人もいるかもしれません。でも、この子を見るとそんな印象は180度変わるはず。
猫が好きだというBubba。同じく保護施設から引き取った子猫のRueも、会って数時間後にはお腹に乗せてスヤスヤ……。
14年間、実験動物だった
3匹の犬が自由になった瞬間
医薬品などの開発現場で毒性検査に用いられる動物。より人間に近い結果を得るため、中型犬による実験が世界各地で一般的に実施されている現実があります。その代表がビーグル犬だということを知っていましたか?
この動画は、14年間に渡って臨床実験を受けてきた3匹のビーグル犬を紹介したもの。アメリカのボランティア団体によって自由を得た、彼らの表情の変化に注目です。
シェルター犬を無償トリミング
し続けた男性。その結果……
里親を待つシェルター犬たち。第一印象がイマイチだと、なかなか貰い手が現れてくれないようです。
そこに着目した一人の男性。MBAを取得し、さあコンサルとして働き始めようという矢先でしたが、あるワンちゃんと出会ったことがきっかけで運命が変わりました。その後、無性で彼らのトリミングを続けているのだとか。
耳が聞こえなくて家族に何度
裏切られても、信じ続けた犬
首を傾げる仕草で、キュンとさせてくれるワンコ。スタッフォードシャー・ブル・テリアのIvorは、生まれてからわずか10ヶ月の間に捨てられ、5つもの家族にたらい回しされてしまったそうです。
その理由は、耳が聞こえないという障害にありました。
しかし、英国動物虐待防止協会に保護され、愛情たっぷりに接してくれるスタッフさんたちに出会います。そこで保護協会のスタッフは、Ivorに手話を教えました。
超大型犬による「子守り」
の様子をどうぞ
海難救助犬として活躍してきた歴史を持つ、ニューファンドランドは"超大型犬"。
カリフォルニアのフィッシャー家で暮らしている2匹のニューファンドランドの大きさも、フォトショップを使っているわけではなく、正真正銘のリアル。
末っ子のテガンくんと並ぶと、熊に間違われてしまいそうなくらいの大きさだけど、心優しい性格で、成長を見守っている姿が愛らしい!と、Instagramで有名になりました。
最期を迎えた老犬がどうしても
飼い主に伝えたかったこと
もし僕が話せたら。
君に伝えたいんだ。
助けてくれて、ありがとう。
愛してくれて、ありがとう。
一緒に過ごした日々は全部、覚えているよ。
そんなフレーズからはじまるこのショートフィルムは、一匹の年老いた犬の回想です。この映画を作ったのは、Shawn Wellingさん。実際に飼っていた犬との思い出を元に、物語を作ったと言います。
ペットのほとんどは、人間よりも先に死を迎えます。どんな最期がいいのか……はっきりとした答えを出すことはできませんが、何より飼い主の愛情が大切だということは、この映画を通して強く伝わってくるはずです。
「捨てられた柴犬」は
飼い主を忘れられない
飼い主が犬を捨てても、犬は決して飼い主のことを忘れない。
犬がどれだけ飼い主を愛する生き物か、国内外問わず、亡くなった飼い主を待ち続けた「忠犬ハチ公」のエピソードは有名なはず。
最後に紹介するこの動画は、妊婦の奥さんが安静に過ごすために捨てられた柴犬の心境を表現しているもの。
見るだけで切なくなり、胸が締め付けられます。犬をはじめ、ペットを飼ったら、最後まで愛すること。それは絶対に、絶対に忘れてはいけないこと。