卒業パーティー用の貯金で「爆買い」する女子高生。その理由を知ったとき、思わず応援したくなる
門出の季節にぜひ見て欲しい動画を紹介します。じつはこれ、今からちょうど一年前、全米で話題と感動をさらった女子高生の物語。
卒業パーティーのはずが
なぜか爆買い。そのワケは?
シカゴに住む女子高校生(2015年当時)Ashley Yongさん。高校の卒業パーティー用に貯金しておいたお金を使って、大量の食料品や衣類を「Costco」や「Amazon」でお買い物。その量、まさに爆買い。いったい何に使うつもりなの?
テーブルの上にずらりと並べた食料品を、それぞれ1セットごとにダンボール箱詰めしていくYongさん。これだけでもかなりの労力ですよ。
箱詰めが終わると、今度は重そうな段ボールを車に載せてハンドルを握りました。そして、彼女が向かった先は…。
ホームレスへの
ささやかなギフトボックス
路上で生活するホームレスたちのもと。ひとり一人に段ボールを手渡していきます。
お小遣いをはたいて彼女が買ったもの。それはすべて地元シカゴの路上で暮らすホームレスたちへの、彼女からのプレゼントだったのです。しかもこれ、彼女の自発的な行動だって言うから驚きです。
だって、普通ティーンエイジャーの発想なら、卒業パーティーへ参加することの方が重要に決まっている、そう思いますよね?でもYongさん、「よっぽど、こっちの方がエキサイティングに感じるけど」ですって。なんともあっぱれな女子高生。
箱の中身はティーンならでは
ところで、Yongさんの段ボールには、どんなものが入っていたかというと…、これまたティーンならではの心配りが。
まずは、ポップコーン。
続いてパックジュース。
こちらは栄養たっぷりのシリアルバー。
バンドエイドや歯ブラシも、忘れてはいません。
最後にTシャツと靴下も入れます。
費用合計、214ドル(約2万4,000円)。1箱あたりおよそ$10ドル(約1,100円)分の段ボールキットが20個完成しました。
Awesome!(すばらしい!)
全米が彼女に共感
この活動を、ただの一度で終わらせまいとしたのがYongさんの素晴らしいところ。クラウドファンディングサイトGofoundmeで寄付を募り、目標額だった200ドルを数日で突破、ついには、6,150ドル(約70万円)も集めてしまったのです。
彼女の動画に共感し、出資を決めた賛同者たちからは、こんなコメントが寄せられています。
「素晴らしいわAshley。もしよかったら、私の会社からオーガニックの石鹸を送ってもいいかしら?」
「こんな素晴らしい動画を見たことないよ!思わず笑顔になったよ。きっと多くの人の心を刺激したでしょう!」
「Ashley、あなたは本当にスゴイ人。あなたのような人が世界にはもっと必要よ。ぜひ、この活動を続けて欲しいわ」
こうして、全米中の注目を集めたYongさん。その後ミズーリ大学に進学。現在、ジャーナリズムとデザインを専攻する大学生活をエンジョイしているようですよ。
Licensed material used with permission by Ashley Yong