毎日忙しい人のための「第6の指」

指がもう少し細かったら、あるいは長かったら…手のひらを見て無い物ねだりをする瞬間はあるかもしれない。けれど、よもや“指の本数”について考えたことなどあるはずもない、よね?

人間の指、5本で足りてる?

「6本にしたほうが、生活がラクになることいっぱいあるよ」とでも言うかのように、プロダクトデザイナーDani Clodeは、人間に6本めの指を与えた。

小指の横に新たな指……プロジェクト名『The Third Thumb Project』からも分かるように、彼女にしてみると、これは第3の親指にあたるそう。もう違和感アリすぎて、正直ギャグにしか思えない。本当に便利なのだろうか?

実際に使っている様子から、ジャッジしてほしい。

おおっ!?これは、意外に…悪くない(驚)。

思った以上に日常のシーンで役立ちそうじゃないか。つかんだら落とさないよう、ギュッと握ることもできる。デリケートなものを持つときは、力も抜くこともできるらしい。ただし、本音を言えば、ちょっとこれは恥ずかしい。

仕事の効率を上げる製品を開発しようと考えたら、アプリケーションやデバイスが注視されるところだけど、物理的に"指を増やす"のも、たしかにアリ。指が増えればタイピングのスピードだってはかどりそうだし。

仕掛けは「足元」に

掴んだり左右に動かしたり、すべての操作を司るのは足。靴の中に、圧力を探知するパーツを入れておいて、足にかかっている体重の情報を手首に送り、連動させるという仕組みだそう。これとてBluetooth通信のため、邪魔になるコードもない。

使いこなせるようになったら、もう「指5本じゃ足りない!」と思うようになるかも?

Licensed material used with permission by Dani Clode
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。